アートで彩るホテル制服
2026-04-23 13:35:21

ジェイアール東海ホテルズが地域アートと多様性を融合し受賞した制服プロジェクト

地域アートと多様性を融合した制服プロジェクト



ジェイアール東海ホテルズは、日本ホテル協会の「会員ホテルの社会的貢献に対する会長表彰」で優秀賞を受賞しました。この栄誉は、アール・ブリュットの作品を制服に取り入れるプロジェクトが評価されたものです。アール・ブリュットとは、専門的な教育を受けていない人々によって作り出された芸術を指します。この取り組みは「日本の観光産業と地域社会の発展に貢献する」という経営理念に基づいており、ホテル業界における多様性の推進を象徴しています。

アール・ブリュット作品を取り入れた制服の特色



ジェイアール東海ホテルズでは、2022年に制服を新たにするための委員会を設立し、約2年の準備を経て2024年から新しい制服が導入されます。このプロジェクトでは、地域で活動するアーティストのアール・ブリュット作品を「コサージュスカーフ」や「ポケットチーフ」などの制服アイテムに採用し、地域の魅力を発信する新たなコミュニケーションの場を提供します。

主なアーティストの一人、水上真歩さん(名古屋マリオットアソシアホテル)や、伊山英吾さん(名古屋JRゲートタワーホテル)など、数名の地元アーティストの作品が選ばれています。彼らの作品は、スタッフの制服を飾るだけでなく、訪れたお客様に地域の文化や芸術を伝える役割も担います。

実効性を追求した取り組み



このプロジェクトが成功するためには、社員が「多様性」を単なるデザインの変更と捉えるのではなく、その意義を深く理解することが重要です。そのため、次のような施策が実施されました。

1. アーティストとの連携: 障がい者雇用とサポートに経験のある企業と協力し、アーティストに対する適切な支援を行い、プロジェクト運営体制を強化しました。

2. 社員の意見を反映: デザイン選定では、スタッフの意見を収集し、選定に反映させる制度を設けました。アーティストの背景や作品のストーリーを共有することで、スタッフ自らがその意義を理解し、お客様に伝えることができる仕組みも整いました。

3. 啓発活動の実施: アール・ブリュット作品は特定の期間、ホテルの制服に着用され、多様性の象徴として機能しています。これを通じて、訪れるお客様にも多様性の重要性を広める意図があります。

地域アートとの新たな絆



制服プロジェクトの成果は、今後も新たな取り組みへと波及しています。一例として、ホテルアソシア新横浜では、アール・ブリュットをテーマにしたコンセプトルームを2025年に開設予定です。この部屋では、アート作品を使った装飾が施され、宿泊客はアートと地域文化を体感できます。

さらに、名古屋マリオットアソシアホテル内のギフトショップ「クロシェ」では、アーティストたちのデザインを用いたコースターの販売も計画されています。このように、地域アートとのコラボレーションがさらに広がることが期待されています。

未来への展望



ジェイアール東海ホテルズは、持続可能で地域に根ざした観光産業の発展に貢献することを目指しています。制服プロジェクトを通じて、多様性の理解を深めたスタッフが、地域社会との関係性を強化し、観光業の新たな価値を創出することでしょう。今後も地域文化やアートを大切にしながら、より多くの人々に価値ある体験を提供していきます。


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