豊田市初の高校生版アプレンティスシップが始動
愛知県豊田市にて、初の高校生向け「アプレンティスシップ」がスタートしました。この新しい取り組みでは、地域の企業であるスズヒロフォークリフト株式会社が、豊田西高等学校定時制の生徒たちに実践的な学びの場を提供します。3月16日から、週3回、1日7時間の労働を通じて、フォークリフトの点検・修理の補助作業に従事しています。
アプレンティスシップとは
この仕組みは、若者が企業で実際に働くことにより、必要な知識や技能、さらには働く姿勢を身につけることを目的としています。学校での学びと職場での実践をつなぎ合わせ、地域の産業を支える次世代の人材を育成し、彼らの職業的自立を促進していきます。
取り組みの背景
一般社団法人アスバシが連携し、豊田西高等学校定時制においてガイダンスや事前研修を実施しました。これには、8名の生徒が参加し、実際の労働環境の準備を整えました。3名の希望者は研修後も参加し、働きながら学ぶ準備が整いました。月に一度の振り返りも行い、生徒の成長を継続的にサポートします。
取材から見えたポイント
この取り組みは、行政、学校、民間団体が一体となり、若者を育成する地域特有の支援モデルです。実務経験を積みながら、国家資格の取得を目指す点でも教育性と社会性を両立しています。高校生たちが自らの未来を切り拓いていく姿勢は、地域の希望の光でもあります。
実施概要
- - 導入企業: スズヒロフォークリフト株式会社
- - 参加生徒: 豊田西高等学校 定時制生徒
- - 開始日: 2023年3月16日
- - 勤務頻度: 週3回、1日7時間
- - 業務内容: フォークリフトの点検・修理補助作業
- - 今後の育成計画: フォークリフト運転資格などの取得を予定
- - 連携体制: 豊田市産業人材活躍課と連携し、アスバシがコーディネート
参加企業の見解
スズヒロフォークリフトの代表、鈴木宏延社長は、「単発の職場体験では受け身になりがちですが、有償で中長期的に関わることで、真剣に教える体制が整う」と語りました。学生の成長を手助けし、将来的にはうちに仲間として来てほしいとのことです。
参加者の声
ある参加者は、「将来は自動車整備士になり、次世代の車を作るのが夢。実際の職場での体験を通じて働く喜びを感じています」と語っています。初任給を得た際の感動や、社長からの温かい言葉が励みになっているようです。
今後の展望
このプログラムは単なる体験ではなく、実務と学び、振り返りのプロセスを重視しています。地域全体で若者の成長を支えるこの新たなモデルが、より多くの学生に広がることを期待しています。
アスバシについて
一般社団法人アスバシは、愛知県内の地域と連携したキャリア教育プログラムを展開している専門家集団です。高校生の越境体験を応援するネットワーク「キャリアサポートネットワーク(CSN)」を立ち上げ、学校と企業の架け橋となる役割を担っています。
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本件に関するお問い合わせ
一般社団法人アスバシ
住所:愛知県名古屋市熱田区沢下町8-5
担当:事務局長 斉藤順子
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