シェアサイクル企業チャリチャリの特別授業
福岡市の公立小学校において、シェアサイクルサービス「チャリチャリ」を運営するチャリチャリ株式会社が特別授業を開催しました。この授業には、65名を超える小学6年生が参加し、社会課題への理解を深める貴重な時間を過ごしました。
この特別授業は、企業や団体が学校の教育活動を支援するプログラム「SPOT TEACHER」を通じて実施され、コミュニティのニーズと連携した新しい取り組みに対する意義を探ります。
特別授業の背景と目的
チャリチャリの代表である家本賢太郎氏が、15歳で起業し、さまざまな社会課題に取り組む姿勢を生徒たちに伝えることが目的でした。「好き」や「熱量」がいかにして社会の役に立つのか、またそれがどのように仕事につながるのかを学ぶ機会を提供しました。
担任の先生の「これからの時代、子どもたちが社会課題に取り組む機会を増やしたい」という要望に応え、家本氏自身の体験談を交えた授業が展開されました。
学びの内容
授業のゆえに、代表は自身の幼少期の状況、車椅子生活、起業までの道のりを率直に語り、生徒たちに「自分の人生をどう生きるか」という問いかけをしました。彼は「自転車の仕事」を通じて「まちづくり」がどのように進められるのか、自らの経験を基に語り、社会の一員として真剣に慈しみを持って学んでもらう設定にしました。
生徒たちは、後半のグループワークでは「まちの不便を解決するための新サービス」をテーマに分かれ、身近な問題を見つけ出して、どう解決していくかを具体的に考える時間を過ごしました。生徒たちが自分自身の言葉で発表する場面からは、社会への理解が芽生えている様子が伺えました。
授業の反響
授業を終えた後、参加した生徒たちは多くの感想を寄せました。「自分も社会課題に取り組みたい」「仕事は誰かの役に立つことから始まる」という声が多く、単なる講義ではなく、実際に自分の人生や未来を考えるきっかけとなったことが感じられました。
また、担任の先生からも「子どもたちが自分事として捉えられる内容だった」との感想があり、学びの重要性が確認されました。
今後の展望
チャリチャリは今後も、移動だけでなく社会貢献の教育プロジェクトを通じて、地域社会の中で次世代を担う子どもたちの成長に寄与していく考えです。自らの「好きなこと」や「熱量」が社会に役立つことを教える場を設けることで、未来の担い手を育成していると言えるでしょう。
このような取り組みは、福岡市だけでなく、全国各地の教育現場や企業での連携の輪を広げることで、さらなる良い影響を与えることが期待されています。