FAMIMA CAFÉの支援活動が拓くエチオピアの未来
株式会社ファミリーマートは、全国の約16,000店舗で「FAMIMA CAFÉ」の「モカブレンド」と「アイスモカブレンド」を通じて、エチオピアの教育環境の改善に貢献する取り組みを強化しています。この活動は、2025年10月14日から始まり、エチオピアのこどもたちの教育支援へと繋がるものです。特に、今年は農園への苗木寄付も新たに加わり、農業支援の幅が広がりました。
継続する支援の意義
「モカブレンド」は、高品質のコーヒー豆を使用したスペシャルティコーヒーで、全体の60%をエチオピア・イルガチェフェ産のモカ豆が占めています。しかし、エチオピアには「コーヒーの2050年問題」という深刻な課題があります。気候変動や病害虫の影響で生産が減少し、経済的な苦境にいる生産者たちは十分な教育を受けられない状況に陥っています。これに対してファミリーマートは、持続可能なコーヒー生産を促進するための教育支援が必要であると考え、昨年からエチオピアへの支援活動を開始しました。
昨年、ファミリーマートでは「モカブレンド」と「アイスモカブレンド」の販売に伴い、寄付活動を実施し、ベレラ中高等学校にトイレの設置や教科書の寄付を行いました。また、女子生徒の教育機会を確保するため、生理用製品の寄付も行い、学校に通える環境づくりに寄与しました。2025年にも、さらに多くの支援を展開する予定です。
国際ガールズデーの取り組み
2025年10月7日、ファミリーマートは「国際ガールズデー」にちなんだエンパワーメントプログラムをエチオピアの小学校で開催しました。このイベントでは、女性のロールモデルがこどもたちとコミュニケーションを取りながら、将来の夢について語るディスカッションが行われました。こどもたちが教育を受けることの重要性を再認識し、夢を持つことへのモチベーションを高める良い機会となりました。
持続可能な未来のための新たな支援
ファミリーマートは、コーヒー生産地を支えるために、TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)の方針に基づいた取り組みを始めることにしました。エチオピア・イルガチェフェ地区への苗木寄付は、顧客が「ファミペイ」で決済すると、その一部がこの支援活動に役立てられる仕組みとなっています。
また、旧コーヒーマシンのリサイクルによる処分費用削減もこの活動に活用される予定です。これにより、地域のこどもたちに明るい未来を育む基盤を作る努力を続けていきます。
特別なコーヒー体験の提供
「モカブレンド」は、世界的なバリスタとの共同で開発された特別なコーヒーで、香り高い一杯を提供しています。エチオピアの希少なモカ豆を使用し、豊かな香りとコクを実現しました。アイスモカブレンドも同様に高品質な豆を使い、特長的な香りと味わいで多くの顧客に愛されています。
ファミリーマートは「あなたと、コンビに」を理念に、地域に密着し、すべてのお客様にとって必要な存在であり続けることを目指しています。コーヒーを楽しむことで、エチオピアの未来への支援に参加できるこの機会をぜひお見逃しなく。