西三河初の新しい食体験「innova;」
愛知県安城市の築80年の古民家レストラン「花の宴(hana no utage)」が、この2025年7月から西三河初となる新感覚の料理コース「innova;」をスタートさせました。このコースの特徴は、料理名が一切記載されていないという点です。代わりに、メニューには料理の“ヒント”がキーワードとして示されています。これにより、お客様は自分自身の味覚と想像力を駆使して、料理を楽しむことができる新しいスタイルの食事が実現します。
「innova;」のテーマは、“美味しい問いかけの時間”。このコースでは、ジャンルや常識にとらわれることなく、フレンチ、和食、イタリアンなどの技法を見事に融合させ、地元・三河の旬の食材が贅沢に使用されています。全7品構成のコースは、味覚だけでなく、視覚、香り、温度といった五感すべてを刺激するよう企画されています。
メニューの魅力
最初のテーマ「境界のゆらぎ」は、以下のような料理から成り立っています。
- - 海×冷×伊×旨味:旬の魚介のカッペリーニ
- - 魚×フレンチ×香×日本:真鯛のパピヨット 発酵バターとあおさの香り
- - 和蒸×発酵×伊技法:鮑のヴァプール 黒にんにくのバーニャカウダ仕立て
- - 大地×和×海×伊:平貝のカプレーゼ 梅酒風味のトマトコンソメジュレ
- - クラシック×仏×三河×野焼き:知多牛とフォアグラのロッシーニ仕立て 藁の香り
- - 和記憶×伊想像×クロスオーバー:一色産うなぎのリゾット ひつまぶし風
- - 和文化×仏文化×余韻:日本酒のムース 赤紫蘇とグリオットのソース
- - 珈琲×和要素:FUKUSUKE COFFE
このコースは、完全予約制での提供となり、価格は13,200円(税込)です。平日ディナー限定の特別コースとして提供されるので、早めの予約が推奨されています。
古民家レストランの特長
「花の宴」は、食を通して地域の風土や記憶に向き合うことを目指すレストランです。築80年の古民家という独特の空間が、料理との相乗効果を生み出しており、静けさと心温まるおもてなしが体験できる場となっています。また、特別な記念日のディナーや少人数の貸切にも柔軟に対応しています。
季節ごとに異なる料理テーマを設けてリピートしやすい点も魅力の一つです。安城に訪れた際には、ぜひこの新たな食体験をお楽しみください。
店舗情報
その日の特別な食事シーンを演出するための素敵な場所が「花の宴」です。個性的な「innova;」を通じて、新たな美味しさに出会い、心に残る時を過ごしてください。