セカンドストリートが香港とシンガポールで新たな旅を開始!
株式会社ゲオホールディングスが、アジアの経済中心地として名高い香港とシンガポールへの出店を発表しました。2025年の上半期には、それぞれの国で1号店を開店する計画です。この取り組みは、リユース文化の普及を目指しており、日本国内でも850以上の店舗を展開するセカンドストリートが国境を越えて新たな市場に挑む姿が期待されます。
香港とシンガポールのマーケット背景
香港では、近年環境意識の高まりを受け、リユース品に対する需要が増しています。一方で、新品志向も根強く、市場自体はまだ発展途上です。シンガポールも同様で、政府がサステナビリティ政策を進めているものの、ファッション業界におけるリユースは一般的とは言えず、成長の余地が大きい市場といえます。
セカンドストリートは、こうした背景のもと、香港とシンガポールのリユース市場のポテンシャルを引き出すことを目指します。
予定店舗の特徴
香港:旺角(モンコック)
出店予定の旺角は香港の商業エリアの中でも特に活気に満ちた場所で、ローカルから国際ブランドに至るまで、多様なショッピング体験を提供しています。このエリアは若者にも人気が高く、訪れる人々の購買意欲も旺盛です。
シンガポール:オーチャード
オーチャードはシンガポールの中でも特に富裕層が集まる商業エリアで、日本で言う銀座や新宿のように、ラグジュアリーからカジュアルなブランドまでが軒を連ねています。特にSomersetエリアは若者に人気があり、出店する施設は地下鉄MRTと直結しているため、アクセスも良好です。
店舗の展開と買取サービス
両国にオープンする店舗では、日本全国に展開するセカンドストリートの店舗から厳選した衣料品、バッグ、靴、アクセサリーなどを販売します。日本のリユース品は『ユーズド・イン・ジャパン』として、その品質の高さでも知られ、特にデザイナーズブランドや人気ラグジュアリーブランドのアイテムが期待されているのです。
オープン時には、買取サービスも同時にスタートし、現地でのニーズを見極めながら店舗の拡大を視野に入れて展開していきます。
香港1号店『2nd STREET MOKO新世紀廣場』
- - オープン日: 2025年上半期
- - 場所: M09, MTR/F, MOKO新世紀廣場, 193 Prince Edward Rd W, Mong Kok Hong Kong
- - 取り扱い商品: 衣料品、バッグ、靴、アクセサリーなど
- - 売場面積: 約282㎡(約85坪)
シンガポール1号店『2nd STREET 313@somerset』
- - オープン日: 2025年上半期
- - 場所: #B1-23to34, 313@somerset, 313 Orchard Rd, Singapore 238895
- - 取り扱い商品: 衣料品、バッグ、靴、アクセサリーなど
- - 売場面積: 約576㎡(約174坪)
未来への期待
セカンドストリートの進出は、香港とシンガポールに新たなリユース文化を根付かせることを期待されており、今後の展開から目が離せません。ぜひ、開店までの動向に注目していきましょう。