近年の七五三に見る「三大変化」
神社やスタジオでの撮影が一般的となっている七五三。この伝統行事は、年齢や時期を問わず、多様なスタイルが広がっています。株式会社タートルが実施した2023年と2024年の七五三のデータ分析から、最近の傾向を見ていきましょう。
 調査背景
七五三は、日本の重要な伝統行事です。かつては「11月15日にお参りをする」「3歳・5歳・7歳で祝う」といった特定のルールが存在しましたが、昨今ではこのルールが柔軟になっています。タートルは、東海地方に25店舗を展開しており、家族からの声を受けて直近のデータを分析しました。このデータを用いて、家族がより自由に七五三を楽しめる方法を提案しています。
 近年の七五三に見られる変化
 1. 3歳男子の七五三実施が増加
伝統的に七五三は「3歳・7歳の女の子」「5歳の男の子」という形で祝われてきましたが、2024年度のデータによれば、男の子の約20%が3歳での七五三を実施しています。兄弟姉妹で同時に祝いを行う家庭や、家族の都合を優先する傾向が強まっており、結果として年齢にとらわれない自由なスタイルが生まれています。
 2. 「数え年」から「満年齢」へと移行
調査によると、「数え年」でお祝いする家庭は男女ともに約10%に過ぎず、残りの約90%は「満年齢」で祝っていることが分かりました。数え年は昔から行われてきた伝統的な数え方ですが、現代では一般的に使われている満年齢が主流となっています。
 3. 年間を通じて行われる七五三の撮影
七五三の撮影時期についても変化が見られ、「七五三の日」とされる11月に撮影する家庭は全体の18%にとどまります。家庭のライフスタイルや気候に合わせて自由に撮影日を選択することが一般的になっており、スタジオでは年間を通じて七五三の撮影を受け付ける流れが続いています。
 調査の詳細
この調査は2024年4月2日から2025年4月1日までと、2023年全体にわたって行われ、タートルの七五三プランを利用した7031人からのデータに基づき分析されています。これらのデータを活用し、タートルではより多くの家族に自由な七五三の楽しみ方を提供しています。
 株式会社タートルについて
株式会社タートルは、1939年に設立され、地域に根ざしたフォトスタジオを展開しています。25店舗を持つタートルは、豊富な衣装や商品を用意し、顧客の期待に応え続けています。手持ちカメラで自由なアングルからリラックスした表情を撮影し、家族の思い出を大切に残すことができます。
愛知県春日井市に本社を構え、地域貢献を大切にしながら、今後もお客様のニーズに応えたサービスを追求していくことでしょう。