名古屋発越境ECスタートアップ「SAZO」が次なる成長へ向けて資金調達
愛知県名古屋市に本社を構える越境ECスタートアップ「SAZO」が、この度、シリーズAラウンドで総額32.1億円の資金を調達しました。本記事では、SAZOがどのように成長しているのか、今回の資金調達によってどのような展望が開けるのかについて詳しくご紹介します。
資金調達の背景
SAZOは、2025年5月のプレシリーズAで7.1億円の資金調達を行い、その後、韓国版「SAZO」のサービスも開始しました。これに伴い、韓国市場での日本企業の越境販売支援を行い、2026年度上半期には月間取引額が約7倍に成長するという驚異的な成果を報告しています。海外売上比率も75.65%に到達しており、本調達はさらなるグローバル展開を加速するための重要なステップとなっています。
資金の使途
SAZOは新たに調達した資金を以下のように活用していく方針を示しています。
1.
エージェンティック・コマースの実現に向けた研究開発
越境ECのユーザーがより利用しやすいプラットフォームに進化させるため、技術の研究開発に取り組みます。AIを活用した自律的な判断・実行が可能なシステムを目指すとのことです。
2.
グローバル展開のための基盤構築
日韓間だけではなく、今後は米国などへの展開を視野に入れ、物流拠点やネットワークの強化を図っていく予定です。
3.
組織体制の強化
現在の65名のスタッフをさらに増員し、AIエンジニアやマーケティング、物流、事業開発に特化した人材を積極的に採用する方針です。
SAZOの越境ECサービス
「SAZO」は、AIにより言語や通貨、配送、関税などの越境ECに関する障壁を取り除き、ユーザーが国内のECサイトと同様の感覚で海外の商品を簡単に購入できるショッピング体験を提供しています。現地のショッピングサイトの商品URLを入力することで、AIが商品の翻訳や情報読み取りを行い、商品の総額を瞬時に計算、表示します。それにより、購入手続きもスムーズに進むのです。
また、世界中の魅力的な商品を見つけられる機能も充実。自分が興味を持つ言葉で検索するだけで、トレンド商品を簡単に見つけることができます。さらに、日韓のあらゆるECサイトへの対応も進めており、SAZOを利用することで各国で手軽に商品を探し、購入することが可能です。
未来への展望
エージェンティック・コマースインフラの構築を目指し、SAZOは越境ECのあり方を根本から変える試みを続けています。AI技術を駆使することで、越境ECの複雑なプロセスを効率化。配送費や関税を約95%の精度で予測し、購入から決済、通関手続きまでを自動で処理できるシステムを提供します。
これにより、ユーザーは国内のショッピングと変わらない感覚で海外の商品を入手できるようになるのです。SAZOは、国境を越えたショッピング体験を実現し、消費者と販売者双方の障壁を克服することを目指しているのです。
おわりに
今回の資金調達によって、SAZOはさらなる事業拡大と新しいステージへの進化を目指します。名古屋から世界へ向けた挑戦が、今後どのような形で実を結ぶのか、期待が高まります。さあ、SAZOのさらなる飛躍に目を向けてみましょう!