Taniのボーダレス
2025-10-16 16:37:46

Taniの新作「ボーダレス」は、平和のメッセージを身にまとったアンダーウェア

Tani Fall Winter 2025 コレクション「ボーダレス」



近年、ファッションが持つメッセージ性がますます重要視されていますが、Taniが発表した秋冬コレクション「ボーダレス」は、この流れを感じさせる作品の一つです。デザイナーの白澤真生氏は、コレクションに「人は人種ではなく、流れる血によって繋がっている」という力強いメッセージを込めました。この「ボーダレス」という言葉からは、国や人種の違いを超えてつながる力強さが感じられます。

このコレクションは、最も肌に近い存在であるアンダーウェアを「平和のメッセージを伝える媒体」と捉えたことからスタートしました。白澤氏は、「人種を超えた平和のメッセージを身につけることは、自然なアートである」と述べています。その結果、今季のテーマにそったデザインが生まれました。

新作プリント:ボーダレス



「ボーダレス」の特徴は、プリントデザインにも表れています。コレクションの中で、特徴的なチェック柄が12種類の肌色で構成され、赤い線が上下左右に貫いています。この赤い線は血の色を象徴しており、人種や肌の色が異なっていても、流れる血の色はみな同じであるという平和のメッセージが込められています。このデザインは、多様性と共生を強調しており、着る人にそのメッセージを自然に体感させてくれます。

イマジナリー・シティ



白澤氏のアイデアに影響を与えたのは、フェリックス・フォン・ルッシャンのスキンカラースケールと人類の移動地図です。このスキンカラースケールは、肌色の広範なスペクトラムを示し、すべての肌に共通する血の色を強調しています。また、移動地図は人々の歴史を物語り、それぞれの国や地域の境界を超えた繋がりを表現しています。このテーマは、新作のプリントにも活かされており、例えば「イマジナリー・シティ」では、世界中の象徴的な建物が共存する様子が描かれています。デジタルプリント技術を使用することで、細かなラインや構造を忠実に再現しながら、環境への配慮も忘れません。

フライト・オブ・ファンシー



「フライト・オブ・ファンシー」では、大空を自由に舞う鳥がモチーフになっており、境界のない自由な想像力を強く打ち出しています。国境や地理的な制約に捉われず、無限の可能性を秘めたアンダーウェアを提案しており、身に着けることで感じるグローバルな繋がりを表現しています。

素材へのこだわりとサステナビリティ



Taniは、全ての製品にこだわりの素材を使用しています。「シルクタッチ」と呼ばれる滑らかで柔らかな素材は、EU認定の環境配慮型施設で処理されたブナの木から作られています。さらに、最新のデジタルプリント技術を導入し、環境への負荷を減らしつつも、素材の心地よさやデザインの美しさを維持しています。また、パッケージにも配慮し、プラスチックを使用しないペーパーパッケージや再利用可能な100%コットン製の袋を提供しています。

まとめ



この秋、Taniの「ボーダレス」と共に、自身の内面を表現し、多様性を尊重するメッセージを持って過ごしてみませんか。アンダーウェアを通じて、あなたも平和のメッセージを受け取ることができるのです。


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