大学発ベンチャー
2025-12-10 14:49:51

愛知県の大学発ベンチャーが共同で臨床研究を強化!

愛知県の大学発ベンチャー、業務提携で臨床研究を加速



愛知県名古屋市に拠点を置く株式会社ヘルスケアシステムズと、豊明市に本社を構える株式会社バイオシスラボが業務提携を締結しました。この提携は、両社が持つ専門的な知識と技術を融合させ、臨床研究の質と効率を向上させることを目指しています。名古屋大学発のヘルスケアシステムズと藤田医科大学発のバイオシスラボ、地域の大学由来のベンチャーが協力することにより、新たなイノベーションが生まれることが期待されます。

提携の背景



大学発ベンチャーは、最先端の研究成果を社会に実装する重要な役割を担っています。しかし、臨床研究を計画、実行、そして解析するには、多くの人的リソースや技術が必要であり、これがしばしば大きな課題となります。この提携は、その課題を克服するために、両社の強みを組み合わせ、より効果的な研究開発体制を構築することを目的としています。

具体的には、ヘルスケアシステムズが得意とする研究運営や測定技術、データ解析の能力を活かし、バイオシスラボが持つプレバイオティクスやプロバイオティクスに関する知見を融合させることで、高品質な臨床研究を実現します。

具体的な取り組み



両社の提携により、食品や医療、ヘルスケア関連の企業、大学、自治体の取り組む臨床研究の幅が広がります。「科学的根拠に基づく新製品開発」や「ヘルスケアサービスの創出」に向けた研究が加速することで、地域経済への貢献も期待されています。

両社代表者のコメントによれば、ヘルスケアシステムズの社長、瀧本陽介氏は『大学発ベンチャーとして培った研究技術を、バイオシスラボとの連携でさらに発展させたい』と述べており、バイオシスラボの社長、栃尾巧氏は『この協業により、企業や研究者が求める高品質な臨床研究の実現が可能になる』と自信を示しています。

会社概要



今回業務提携を行った株式会社ヘルスケアシステムズは、名古屋市に本社を置き、郵送検査事業や機能性食品の臨床研究を手がけている企業です。設立は2009年で、HPもあるためその活動内容を詳しく知ることができます。また、株式会社バイオシスラボは、10月に設立されたばかりで、藤田医科大学内に本社を抱え、腸活プロジェクトなどを支援しています。

この二社の提携によって、地域内から全国そして世界へと、愛知県から臨床研究の新たな動きが発信されることを期待しています。これからの展開に目が離せません。


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