郡上市の医療MaaS導入
2026-03-25 23:15:27

郡上市に医療MaaS車両が導入され、地域医療の未来が切り拓かれる

郡上市に医療MaaS車両が導入



2026年3月25日、愛知県名古屋市に本社を置く株式会社M-aidが、岐阜県郡上市国保白鳥病院に独自開発の医療MaaS(Mobility as a Service)車両を納車しました。このニュースは、地域における医療の未来を大きく変える可能性を秘めています。

納車式典は2026年3月27日に郡上市役所防災センターで行われ、関係者が集まりました。この車両の導入は、高齢化が進む郡上市において、医療アクセスを確保するための重要なステップとなります。

郡上市の医療課題


郡上市は中部岐阜県に位置する山林が広がる地域であり、93%を超える面積を山林が占めています。冬季には豪雪に見舞われるため、医療機関へのアクセスは容易ではありません。特に在宅療養中の高齢者や要介護者にとって、必要な医療・看護サービスを適時に受けることは困難となり、地域の大きな課題となっています。

画期的な医療MaaS車両の特徴


今回導入された医療MaaS車両は、トヨタのハイエースをベースにした4WDディーゼルで、看護師一人が安心して運転できるコンパクトなサイズです。最大6名の乗車が可能で、訪問診療や往診体制の強化に寄与します。

特筆すべきは、厳しい冬の環境でも快適に医療行為が行えるよう、超断熱仕様が施されていることです。加えて、走行充電とソーラーパネルによるデュアル発電システムが搭載されており、外部電源なしでも安定した電力供給を行うことができます。これは災害時のモバイル医療拠点としての機能を持ち、防災にも貢献する設計となっています。

柔軟なシートアレンジ


この車両はシートアレンジが豊富で、診察モード、ベッドモード、オンライン診療モード、ミーティングモードの4つに変更できます。これにより、在宅療養の支援から緊急時の搬送補助まで、様々な医療ニーズに迅速に対応することが可能です。

未来に向けた取り組み


郡上市国保白鳥病院は、この医療MaaS車両を活用して訪問診療や訪問看護体制を強化し、これまでアクセスが難しかった地域への医療提供を本格化する予定です。株式会社M-aidは運用サポートを続け、医療の現場からのフィードバックを受けながら、医療MaaSの実証と改善に取り組みます。

「どこへでも、いつでも、確実に届ける」をモットーにした株式会社M-aidは、医療とモビリティの融合を進め、地域医療の新たな在り方を模索しています。今後、全国的に広がるこの取り組みが、中山間地域や過疎地域の医療課題解決に貢献することが期待されます。

この医療MaaS車両の導入によって、郡上市の住民たちがより良い医療サービスを受けられる日が近づいてきています。


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