宮崎の自然を活かした新たなフードプロジェクトが始動!
みやざきLFPプロジェクト概要
宮崎県はその自然の恵みから、「日本のひなた」として知られ、豊かな農産物が育まれています。この地域の未利用資源を活用し、革新的な商品開発を行う「みやざきLFP(ローカルフードプロジェクト)」が、今年で4年目を迎えました。主な取り組みの一環として、無農薬のバナナの葉を使用した青汁「NEXT GREEN JUICE」と、規格外食材を利用した「みやざき茶漬け海幸山幸」の2つの新商品が発表されました。これにより、地域の余剰資源を有効に活用し、新しい価値を地域に提供することが期待されています。
未利用のバナナの葉から生まれた「NEXT GREEN JUICE」
「NEXT GREEN JUICE」は、ネクストファーム株式会社の手掛ける新しい青汁で、無農薬バナナの葉を活用しています。この青汁は、地元企業との協力のもとに開発され、粉末タイプで水に溶かすだけで簡単に摂取できるのが魅力です。バナナの葉には豊富な食物繊維やタンパク質が含まれており、豆乳や牛乳とも相性抜群です。
この商品の開発の背景には、毎年大量に廃棄されるバナナの葉を有効活用したいという思いと、ベトナムからの農業実習生からのヒントがあります。栄養価を最大限引き出すため、宮崎大学との共同研究も進められています。苦味が抑えられており、日常の食生活に不足しがちな食物繊維を取り入れるのにぴったりなドリンクです。
地元食材を楽しむ「みやざき茶漬け海幸山幸」
「みやざき茶漬け海幸山幸」は、宮崎県産の多様な食材を活用した新しいお茶漬けのブランドです。この商品は、地域の食材を知ってもらうきっかけを目指しており、「宮崎牛」「地鶏」「カラスミ」の3種類の開発が進行中です。お土産としても扱いやすい常温保存可能な商品で、地元の未利用資源を利用した独自性のある風味をお楽しみいただけます。
特に、規格外のカラスミや割れた干しシイタケなど、流通されなかった食材を積極的に使い、無駄を減らしながら新たな価値を創造しています。また、希少価値の高いフィンガーライムを使用した取り組みも進行中で、全国のシェフたちにその魅力を再評価してもらうことで、食材の価値を広めていきます。
「ナッシーリゾートin新宿みやざき館KONNE」
さらに、令和7年2月8日(土)と9日(日)の2日間、新宿みやざき館KONNEにて「ナッシーリゾートin新宿みやざき館KONNE」が開催されます。これは「ナッシーリゾートin宮崎」の一環として行われるイベントで、過去2回の開催では多くのポケットモンスター(ポケモン)ファンと宮崎ファンが集まり、大変盛況でした。
このイベントでは、ポケモンのキャラクター「ナッシー」が登場し、記念撮影やオリジナル商品の販売が行われます。宮崎県の名産である完熟きんかん「たまたま」が、ナッシーの進化前のキャラクター「タマタマ」をテーマにしたスタンドパックで販売され、さらに楽しい体験が提供されます。
まとめ
みやざきLFPプロジェクトは、宮崎県の地元資源を再評価し、新たな価値を創出する大変意義深い取り組みです。未利用資源を活かした製品により、地域経済の活性化を目指し、持続可能な社会に貢献していく姿勢が求められています。新商品にぜひご注目ください!