名古屋RD歯科クリニックが進める新しい歯髄再生治療の全貌

愛知県名古屋市にある名古屋RD歯科クリニックは、2021年の秋から自己歯髄再生治療を実施し、最近ではその症例数が50件に達しました。この治療法は、失った歯の神経を再生させることができる画期的なアプローチです。今回は、この自己歯髄再生治療の詳細を詳しく見ていきましょう。

自己歯髄再生治療とは

自己歯髄再生治療は、具体的には抜歯された歯に残っている「歯髄幹細胞」を使い、神経が失われてしまった歯に移植することで、失われた歯髄を再生させる再生医療です。歯髄は歯の中心に位置し、神経や血管、リンパ管が集まっている重要な組織であり、歯に栄養を供給する役割や、細菌の侵入を防ぐ機能を果たしています。

通常、虫歯や外傷によって歯髄は壊死してしまい、「一度失われた歯髄は二度と戻らない」というのが従来の常識でした。しかし、名古屋RD歯科クリニックは、2020年にこの治療法を実用化し、これまでは不可能視されていた歯髄の再生を実現しています。

治療の実績

名古屋RD歯科クリニックは、2021年から治療を開始し、これまでに50件以上の歯髄再生治療を行ってきました。驚くべきことに、全ての症例において歯髄の再生が確認され、治療成功率は100%です。患者様からは、「自分の歯を長く保てる嬉しさ」や「歯が割れる不安から解放された」といった喜びの声が寄せられています。

今後もこのような治療が普及し、多くの患者様に笑顔を提供できることを目指しています。

歯髄再生治療の流れ

治療は以下のステップで進行します。まず、カウンセリングを行い、治療の内容について説明します。次に、適応範囲内での同意を得て、治療を開始します。

1. 不要歯の抜歯と幹細胞の採取: 噛み合わせに使用しない自身の歯を抜き、そこから歯髄幹細胞を採取します。
2. 根管内の治療と幹細胞の移植: 対象となる歯の根管を治療し、その後培養した幹細胞を移植します。
3. 経過観察: 約1年間、幹細胞の増殖を観察し、その後、被せ物や詰め物を取り付けて治療終了です。

治療費用は、歯のタイプによって異なりますが、前歯が66万〜88万円、大臼歯が88万〜110万円と設定されています。

光り輝く未来に向けて

名古屋RD歯科クリニック院長の田中宏幸氏は、「当院の治療法が歯科業界の課題を解決し、患者様の歯の寿命を延ばすエポックメイキングな治療になると信じています」と述べています。治療後に患者様の笑顔が見られることこそが、彼にとっての最大の喜びです。

このような革新的な治療方法に関心のある方は、ぜひ名古屋RD歯科クリニックを訪れてみてください。詳細な情報や相談は、クリニックの公式サイトで確認できます。

私たちの健康な未来は、自分の歯を守ることから始まります。自信を持って食事を楽しむために、歯髄再生治療という新しい選択肢をぜひ検討してみてはいかがでしょうか。