最近、株式会社コラボスタイルが提供する業務効率化支援ツール「コラボフロー」と、富士フイルムビジネスイノベーションが展開するクラウドサービス「FUJIFILM IWpro」が連携することが発表されました。この新しい機能は、「コラボフロー for FUJIFILM IWpro」と名付けられ、2025年1月30日から正式に提供が開始されます。
新たに開発されたこの機能により、FUJIFILM IWproのユーザーは、ワークスペース上に保存されているファイルを直接コラボフローに添付して申請できるようになります。これによって、業務の流れが大幅にスムーズになることが期待されています。
FUJIFILM IWproとは?
FUJIFILM IWproは多様な情報源からデータを収集し、整理・共有を効率的に行うクラウドサービスです。これにより、日常業務で必要なさまざまな操作を一元管理できるため、業務のデジタル化が進みます。特に、紙やFAX、メール等といった従来の方法では手間のかかっていた作業を集約し、業務の効率を向上させることが可能です。
コラボフローとの連携で得られるメリット
この連携によって、FUJIFILM IWproの利用者は承認やチェックといった業務ニーズに対して、これまで以上に柔軟に対応できるようになります。特に、申請業務においてファイルを簡単に添付できるのは、大きな利点です。この機能は、コラボフローのクラウド版のみで提供され、特別な追加費用は発生しません。利用するには、営業担当への申し込みが必要となります。
コラボスタイルの取締役CIOである波多野謙介氏は、「FUJIFILM IWproとの連携を心から歓迎します。これにより、お客様のニーズにより柔軟に対応でき、双方のサービスの価値を高めることができると期待しています」と述べています。
また、富士フイルムビジネスイノベーションのマーケティング部部長、瀧澤基氏も「この連携によって、情報の一元管理が促進され、業務の生産性向上に貢献できると考えております」と期待を寄せています。
コラボフローは、ウェブブラウザーから簡単に稟議書や経費申請が作成できるシステムです。タブレットやスマホを使えば、外出先でも申請や承認が可能となり、利便性が高まります。既に1,500社以上に導入されており、継続利用率は99.65%という高い数字を誇っています。
協業による企業の未来
両社の協力により、今後もITを駆使した業務改善が進み、企業の生産性向上に寄与することが期待されます。両社の公式ウェブサイトでは、コラボフローとFUJIFILM IWproの詳細情報とともに、新サービスの案内が行われていますので、導入を検討中の方はぜひチェックしてみてください。
この新しい連携は、デジタル化を進める企業にとって大きな一歩となります。今後の業務の効率化を図る新しい機会を提供するこのサービスに、ぜひ注目していきたいと思います。