コンビニ業界のイメージ調査結果から見える競争の行方
最近、マイボイスコムによると、コンビニエンスストアに対するイメージに関する調査が行われました。2025年の12月初旬、11,140人を対象に実施されたこの調査では、信頼性や商品開発力、独自性などが評価されています。特に注目すべきは、業界の首位を守る「セブン-イレブン」と、急成長を遂げる「ローソン」の差が縮まっていることです。
信頼性と安心感
調査では、「信頼性・安心感」を持つコンビニエンスストアのランキングが発表されました。1位には「セブン-イレブン」が挙げられ、56.0%の回答を得ています。続いて「ローソン」が47.5%、ファミリーマートが43.5%という結果になりました。この信頼性が、消費者が選ぶ際の大きな決め手となっていることが伺えます。
地域ごとの特色
地域ごとの特色も見逃せません。北海道では「セイコーマート」が支持されており、近畿や四国では「ローソン」が評価されています。各地域に根付いたコンビニの強みが、顧客の選択に影響を及ぼしています。
商品開発力と企画力
次に焦点が当たったのは、商品開発力や企画力です。この項目でも「セブン-イレブン」が45.8%と首位を占めていますが、「ローソン」の41.5%という数字がその差を縮めています。特に近年、ローソンは積極的に新商品を投入しており、消費者に対するアプローチが効果を上げていることがわかります。
増加傾向のローソン
直近の調査結果を見ると、2017年以降、ローソンやファミリーマートは増加傾向が顕著であり、消費者の関心が高まっています。「セブン-イレブン」の数値は減少傾向にあるため、今後の動向が気になるところです。
独自性の評価
独自性という観点からも、「セブン-イレブン」が25.1%、続いて「ローソン」が24.6%と僅差で続いています。ここでもローソンの成長が際立ち、独自のブランド価値が獲得されています。特に、北海道ではセイコーマートが75%の支持を得ていることから、地域特化のビジネスモデルが成功を収めていることが分かります。
革新性と顧客サービス
さらに、革新性や顧客サービスに関する評価も行われました。「セブン-イレブン」は30.1%、「ローソン」は22.1%を記録しており、他のイメージ項目と比べても顕著な差が見られます。特に、顧客サービスの充実度では「セブン-イレブン」が32.8%で首位を維持していますが、こちらもローソンが近づいてきています。
利用意向
消費者が最も利用したいコンビニエンスストアに関する情報も提供されています。生活圏における選好では、「セブン-イレブン」が34.0%でトップ、次いで「ローソン」が20.9%、最後に「ファミリーマート」が15.2%という状況です。特に、四国地域では「ローソン」が高く評価されています。
利用者の声
実際の利用者からのコメントも調査で収集され、多様な理由が挙げられています。セブン-イレブンについては、「商品のおいしさ」や「接客の丁寧さ」が支持されていることが強調されています。一方で、ローソンは「会員サービスの充実度」や「質の高いスイーツ」が評価されています。
まとめ
総じて、コンビニエンスストア市場は特に「セブン-イレブン」と「ローソン」の間で熾烈な競争が続いています。次回の調査結果がどのような変化をもたらすのか、多くの消費者が注目しています。商品の開発やサービスの充実度が消費者の心を揺さぶるポイントとなっていることが、今回の調査結果を通じて明らかになりました。今後も業界の動向に注目です。