2025年5月度 中古オフィス家具動向レポート
株式会社オフィスバスターズが発表した「2025年5月度の中古オフィス家具指数」では、オフィス市場の現状と動向が明らかになっています。新たにオープンした豊中・尼崎店の情報もご紹介します。
オフィス市場の現状
5月の東京都内主要5区の空室率は3.56%と前月比でわずかに減少し、今後の市場の健全性を示唆しています。物件の空室が減少するなか、賃料は21円上昇し、空室率の低下がスピードを増しています。一方で、法人様からは移転の意向があっても適した物件が見つからないとの声も増えており、物件不足が課題となっています。加えて、有効求人倍率は1.26倍で前月比0.02ポイント改善し、失業率は横ばいの状況を維持しています。こうした外的な要因が投資やオフィス移転のタイミングに影響を及ぼしていると考えられます。
売れ筋商品と市場の変化
5月の売り上げデータを分析すると、いくつかの興味深いトレンドが浮かび上がります。まず、
チェアの需要は比較的安価な価格帯(5,000~10,000円)の商品の販売が好調でした。一方で、
デスクの販売価格は512円減少し、フリーアドレスデスクの人気が続いています。また、直ちにレイアウトを変更しやすいワークテーブルの需要も高まっています。
さらに、
書庫や
ロッカーは販売価格が減少するも、高い人気を維持しています。特にロッカーについては、個人使用の需要が増加していることが顕著です。また、
テーブルは873円の増加が見られ、スタックテーブルと会議用チェアのセット販売が進展しています。このように、商品のトレンドは消費者のニーズの変化を反映しており、多様なスタイルが支持されていることが確認されています。
5月の総括
今月は、特に多くのお問い合わせを頂く機会がありました。新規出店や拠点開設よりも、既存の設備の買い増しや補充のニーズが高くなっているという印象です。特に、ロッカーの買い増しが多く見られ、ゴールデンウィーク期間を経て個人からの問い合わせも増加しています。
豊中・尼崎店のオープン
そして、5月16日(月)には、オフィスバスターズの豊中・尼崎店がオープンしました。この新店舗は、地域の法人様および個人のお客様に対して、さらに利便性の高いサービスを提供することを目指しています。お近くの方はぜひ訪れてみてください。オフィス家具の購入や相談はもちろん、豊富なラインナップが揃っていますので、きっとご満足いただけることでしょう。
おわりに
オフィス市場の動向やオフィス家具のトレンド、そして新たな店舗オープンと、今後もオフィスバスターズの取り組みにご期待ください。皆様からのご要望やお問合せをお待ちしております。
お問い合わせ先
株式会社オフィスバスターズマーケティング委員会
担当:室矢
TEL:03-6262-3155 (受付時間 平日 9:00〜18:00)