食研の新工場稼働
2025-03-12 16:32:19
株式会社食研、愛知の新工場稼働で更なる成長を目指す
株式会社食研、愛知の新工場稼働で更なる成長を目指す
株式会社食研は、2023年12月に愛知県豊橋市に新しい工場を完成させ、本格的に稼働を開始しました。この新工場の稼働を背景に、2025年3月期の業績が前年を上回る増収を達成する見込みです。売上高は79億円、営業利益は3億円と予測されていますが、前年と比較すると、営業利益は減少する見込みもあります。これは新工場に伴う減価償却費の影響によるものです。それにもかかわらず、同社はこの工場を将来の成長のための重要な投資と位置付けています。
さらに、2025年度を見据えた生産性向上や新技術導入に向けた投資を積極的に行う意向です。株式会社食研は、持続的な事業成長を目指しており、今後も様々な施策を導入していく計画です。
賃金の引き上げについて
加えて、同社は2025年4月から、すべての従業員を対象とした賃金の引き上げを実施することを発表しました。具体的には、正社員の定期昇給を含む賃上げは、平均して1万8000円となる見込みで、賃上げ率は昨年実績と同様の6.0%相当です。嘱託社員に対しても5000円の賃上げを予定し、パートタイム社員、技能実習生も時給を平均50円引き上げることで、年間でおおよそ10万円の収入増加が見込まれています。
外国人従業員への支援強化
加えて、株式会社食研は、外国人従業員の定着を促進するために、新たに日本語検定合格者への褒賞制度を設けます。2025年4月以降、技能実習生と特定技能の従業員が対象で、合格者には褒賞金と月払いの手当が支給されます。具体的には、1級合格者には50万円、2級には10万円、3級には1万円の褒賞金が支給されるほか、それぞれ月々の手当もついています。この新制度は、日本語を学ぶ意欲を引き出し、さらなる成長を促すための施策として導入されます。
「Connect 2028」における成長戦略
株式会社食研は、2024年4月にスタートした「Connect 2028」という中期経営計画の中で、100年企業を目指すために「組織基盤の強化」を重要課題の一つとして掲げています。人材育成を含む人的資源への積極的な投資を通じて、持続的な成長を目指す意向です。株式会社食研の今後の成長戦略は、従業員の成長を重視し、法人全体の持続的な発展を遂げることを目指しています。
お問い合わせは、株式会社食研 人事総務部まで。