スタメン、新CPO長田寛司が就任
愛知県名古屋市に本社を構える株式会社スタメンは、2024年1月1日付で長田寛司氏が新しい執行役員CPOに就任することを発表しました。スタメンが運営するエンゲージメントプラットフォーム「TUNAG」のさらなる強化を目指すこの動きは、企業が直面する新たな課題に対する解決策の提示を狙ったものです。
長田寛司氏の略歴
長田氏は早稲田大学教育学部を卒業後、2010年に株式会社フロムスクラッチに入社し、新規事業の立ち上げに貢献。その後、2012年に株式会社モンスターラボに入社し、法人向けの企画営業やプロダクトマネジメントに従事、特に4億円規模の大型プロジェクトの成功に寄与しました。2016年には執行役員になり、企業の経営基盤の整備や組織統合を担当。その後、代表取締役に就任し、APAC地域での成長を牽引してきました。2024年にはスタメンに参加し、プロダクトマネジメントに従事していました。
プロダクト戦略の強化へ
スタメンは、主力サービス「TUNAG」を活用し、組織のエンゲージメントを向上させることを掲げています。現在、1,000社以上の企業に導入され、ユーザー数も100万人を超えています。このような急成長を背景に、スタメンはCPOの設置により、プロダクト戦略を迅速に強化することを決定しました。
長田氏は就任にあたり、「TUNAGは企業のエンゲージメントや組織改善支援において大きな可能性を秘めています。全ての部門が連携して新たな価値を創造し、顧客満足度を向上させることに尽力します」とコメントしました。特に、HR Tech市場における競争の激化を念頭に置き、組織の連携を強化し、イノベーションを推進していく方針を示しています。
TUNAGの機能とその重要性
TUNAGは、組織の業務効率を向上させるために設計されたプラットフォームです。社内コミュニケーションを活性化し、情報の共有をスムーズに行うことができます。具体的な機能としては、社内報やサンクスメッセージ、1対1の面談記録、社内表彰など多岐にわたります。これらにより、従業員のエンゲージメントを向上させ、企業の課題解決をサポートします。
今後もスタメンと長田氏が進めるTUNAGの開発により、多くの企業が抱える問題の解決への期待が高まることでしょう。これからの展開にぜひ注目していきたいところです。