バッファローのTeraStation TS7010シリーズが新セキュリティ制度に適合

バッファローのTeraStation TS7010シリーズが「JC-STAR」に適合

株式会社バッファローが展開する法人向けネットワーク接続ストレージ（NAS）「TeraStation TS7010シリーズ」が、このたび新設されたIoT製品セキュリティー制度「JC-STAR」の適合ラベルを取得しました。このラベルは経済産業省の下で運営されているもので、独立行政法人情報処理推進機構（IPA）がその実施を担っています。

「JC-STAR」の目的と意義

近年、IoT製品の普及が進む中で、これらの機器に対するサイバーセキュリティの重要性が高まっています。このような状況を受けて、2025年3月から運用が始まる「JC-STAR」制度が制定されました。この制度は、IoT製品に対するセキュリティレベルの評価と可視化を行うもので、企業や個人が安心して製品を選べるような仕組みを提供しています。

TeraStation TS7010シリーズの特徴

バッファローのTeraStation TS7010シリーズは、最新のファームウェアが適用されることで、「JC-STAR」の評価基準を満たしています。具体的には、管理画面のログインパスワードの初期値を個別化し、法人向け商品では初期設定時にパスワード変更を必須化しているなど、高度なセキュリティ対策が実施されています。

さらに、ファームウェアの自動更新機能や、設定値の暗号化、誤ったログイン試行に対するアクセス制限など、様々なセキュリティ対策を講じており、顧客に安心して利用いただける仕様となっています。

セキュリティ基準の向上に向けた取り組み

バッファローは「JC-STAR」制度の運営に積極的に参加しており、セキュリティ要件や評価手順に関するガイダンスを作成するワーキンググループに関与しています。これにより、より厳しい基準に基づく製品の開発と提供を目指しています。
これからも、バッファローはお客様が安全で快適にインターネットを利用できるよう、継続的なセキュリティ対策に取り組んでいく考えです。