インテリアの未来を体験できる場「JAPANTEX 2025」
2025年11月に東京で開催されるインテリア国際見本市「JAPANTEX 2025」では、最新のインテリアデザインが一堂に会します。このたび、愛知県に本社を置く株式会社前田技研が、新ブランド「孚美(FūūBi)」を出展することが決まりました。
FūūBiの誕生とその目的
ブランド名「孚美(FūūBi)」は、育む(孚)や育てる、そして美しい(美)を融合した名称です。2023年に誕生したこのブランドは、自然由来の素材を使った製品開発や、日本の伝統工芸技術の継承を目指しています。テーマは「自然と共生できる空間」。
「積み重ねる想いつむぐ未来にくつろぎを」というキャッチコピーには、未来を見据えた、持続可能なインテリアの提供という思いが込められています。
展示の内容と具体的な製品
「JAPANTEX 2025」では、様々な製品が展示されます。例えば、3Dプリンターで作られたテーブル「Root」、スツール「MUTSU」、植木鉢「POT1~7」、小物入れ「Couleur L,S」など。これらの製品は、すべて自然環境に配慮した材料から製造されています。
展示ブースは東京ビッグサイトの南1ホールJT-E10に設置され、来場者は製品を直接見て、またその製法やデザインからどのように自然と共生しているかを学ぶことができます。
環境に配慮した製法と素材
FūūBiの製品は、環境負荷の少ない3Dプリンターを使用しており、材料を切断せずに積層することで無駄を出さない製法を採用しています。不要になった製品は再利用可能で、リサイクルの観点からも優れています。
具体的な素材には、トヨタ車体製の杉の間伐材とプラスチックを組み合わせた「TABWD®」や、海洋環境で自然に分解される「オーシャンバウンドプラスチック」が含まれています。これらは、環境保護に貢献するだけでなく、使用されるプロダクトがどのように環境に優しいかを実際に体感できる機会を提供します。
日程とアクセス情報
「JAPANTEX 2025」は、2025年11月19日(水)から21日(金)まで、東京ビッグサイトで開催されます。開場時間は10:00から17:00です。これまで40年以上続くこの展示会は、インテリア業界の振興のみならず、豊かな生活を追求するための場でもあります。
ぜひ、FūūBiのブースに訪れて、未来のインテリアがどのように進化しているのかを体験してみてください。インテリアの美しさが、自然と調和した形で皆様をお待ちしています。
会社紹介
株式会社前田技研は1968年に設立され、愛知県岡崎市に本社を構えています。手掛ける事業内容には、インテリアブランド「孚美(FūūBi)」の製造・販売に加え、大型3Dプリンターの造形サービスも含まれています。興味がある方は、ぜひ公式HPを訪れてさらなる情報をチェックしてみてください。
今回の「JAPANTEX 2025」での出展によって、FūūBiの理念と製品が多くの方に届くことを期待しています。