2.5次元歌い手グループ「クロノヴァ」の夏ライブが大成功を収める！

クロノヴァの夏のワンマンライブが実現！

2025年8月16日、2.5次元歌い手グループ「クロノヴァ」が、東京のZepp DiverCityでワンマンライブ『Chrono▷◀Reverse Summer One Man Live 2025「VOLT-EX」』を開催しました。この公演は、彼らにとって第2回目となるワンマンライブで、圧倒的なパフォーマンスで観客を魅了しました。新しいステージへの挑戦が、彼らのアーティストとしての成長を感じさせる一夜となりました。

クロノヴァの独自性に迫る

クロノヴァは、2024年にデビューした新進気鋭の6人組で、メンバーが「白組」と「黒組」に分かれ、ときに対立し、ときに結束する独自のスタイルが特徴です。昨年、KT Zepp Yokohamaで成功を収めた初ライブを経て、今回の大規模公演はさらなる飛躍の一歩となりました。そのために彼らが目指すのは、より大きな舞台であるさいたまスーパーアリーナ公演です。

ライブの模様をレポート

ライブが始まると、会場の雰囲気は早くも盛り上がります。クロノメイト（ファンの総称）たちのペンライトが6色に輝き、期待に満ちた空気が漂いました。オープニング映像が流れ、メンバーのシルエットが映し出されると、大きな歓声が上がります。

1曲目はリードナンバー「VOLT-EX」。複雑なダンスフォーメーションを約束通りにこなす彼らの姿は、まさに圧巻です。特に、リーダーのかなめは、情熱的かつ挑発的なパフォーマンスで観客を惹きつけました。各メンバーは、自身のキャラクターに合ったパフォーマンスを披露し、見る人を釘付けにします。

続けて、和の雰囲気と重低音を融合させた「残夢散」や、中華風のアレンジを取り入れた「LONGONIA」など、バラエティに富んだ楽曲が続きます。特にサビで一つになる6人のハーモニーは、観客の心を強く捉えました。

ソロパートの魅力

ライブの中盤では、各メンバーのソロパートが展開されます。しゃるろの「shine」では、優しい歌声が会場に広がり、思わず心をつかまれました。一方で、ARKHEの「EX RANK」では、自身を全開に表現する姿が印象的で、心を揺さぶる迫力を感じました。

かなめの「fake idea」や、しのの「Core」も、各々の思いを込めて歌い上げます。最後のソロを飾ったうるみやの「Destination」では、彼の高揚感が会場全体を包み込み、強烈な印象を残しました。

エンディングへの盛り上がり

全員が再集結し、新曲「propaganda」を披露。熱のこもったパフォーマンスで観客を引き込む彼らは、クライマックスに向けて「Antitype」や「HEXAGRAM」を次々と歌い上げ、ライブを一つの大きな物語として締めくくりました。

アンコールでは、メンバーによる夏らしいお祭りソングが演奏され、彼らの楽しさと一体感が全員の心を一つにしました。観客との一体感や、パフォーマンスに施されたユニークな演出は、彼らがこれからも成長していくことを期待させるものでした。

今回のライブは、クロノヴァにとってさらなる飛躍への大きな一歩となったことでしょう。今後の活動を楽しみにしているファンも多いことでしょう。

文：ヒガキユウカ