紙製ドローンで未来を描く「クラフトドローンコミュニティ」発足
日本全国の教育機関で活用されることを目指して始まった「クラフトドローンコミュニティ」。これは、韓国発の紙でできたドローン「COCODRONE」を使って、遊びと学びの体験を提供するプロジェクトです。日本でのドローン教育の多様性と可能性を広げるため、パートナーやアンバサダーの募集中!
クラウドファンディングの成功
クラフトドローンコミュニティは、2023年9月24日から10月31日までの期間に行われたクラウドファンディングで目標金額の303%を達成しました。これにより、子どもたちにドローンの魅力を伝えるワークショップを全国で実施するための基盤が整いました。ドローン産業は今後急速に拡大する分野であり、教育分野での期待も高まっています。しかし、操縦資格が必要なことから、小中学生が手軽に体験する機会は限られており、その解決策として「COCODRONE」が注目されています。
STEAM教育の重要性
STEAM教育は、科学、技術、工学、芸術、数学の5つの分野を統合した教育アプローチです。現代社会に必要な課題解決能力を育てるため、教科横断的な視点からの学びが求められています。「COCODRONE」を用いたワークショップでは、子どもたちが楽しみながら論理的思考や創造力を育めるための場を提供します。
「クラフトドローンコミュニティ」とは?
「クラフトドローンコミュニティ」は、COCODRONEを使ったワークショップやイベントを通じて、教育の現場で新しい体験を提供することを目的としたコミュニティです。「つくる楽しさ」と「飛ばす体験」を学ぶことで、より多くの子どもたちにドローンの魅力を届けます。この取り組みにより、安全で低コスト、かつ高い学習効果を実感できるプログラムを提供します。
アンバサダーとパートナーの役割
このコミュニティでは、特に教育関係者やドローンスクール、個人講師、インフルエンサーなどの参加を期待しています。参加者は、SNSでの広報活動やワークショップでのサポートなど、様々な形でコミュニティの活性化に貢献することが求められます。また、参加者には報酬や仕入れ時の特別価格などのメリットも設けられるため、共に成長する仕組みが整備されています。
今後の展望
「クラフトドローンコミュニティ」は、STEAM教育の理念に基づき、さらなる広がりを見せる計画があります。地域の文化施設や商業施設とのコラボレーションを通じて、ドローン教育を広める新たなコンテンツを開発しています。ワークショップに参加した子どもたちが引き続きドローンに興味を持てるよう様々な競技コンテンツも考案中です。
「日本でも国際的なドローン大会の開催を目指しており、将来的には全都道府県でワークショップが実施される環境を整えるつもりです」と、代表取締役の金陽信は語ります。
お問い合わせ
本プロジェクトの詳細やワークショップの申し込みは、公式サイトで確認できます。子どもたちの未来をドローンで描く新しい教育の形を、多くの方々に体験してもらうため、ぜひこの機会に参加してみてください。
クラフトドローン公式サイト