ファミリーマートと大塚製薬が共同で熱中症対策を推進
株式会社ファミリーマートが、大塚製薬との協力のもと、全国47都道府県において熱中症対策の啓発動画を放映することが発表されました。この取り組みは、2025年7月1日から7月14日までの期間中、ファミリーマートの店舗内にあるデジタルサイネージ「FamilyMartVision」で行われます。
地域に密着した情報を発信
ファミリーマートは、2023年からデジタルサイネージを用いて様々な情報を配信しており、その中で特に熱中症対策の重要性を訴える動画を新たに制作しました。各都道府県に特化したオリジナルの内容が盛り込まれており、地域に根差した情報提供を行います。これにより、熱中症対策の必要性を効果的に広めることが目的です。
放映の具体的な内容
啓発動画はそれぞれ15秒の短編で、1時間に6回放映されます。ファミリーマートの約10,400店舗に設置されたデジタルサイネージで、特に注意すべきポイントや、正しい水分補給やエアコンの効果的な利用法などが紹介されます。また、デジタルサイネージが設置されていない店舗においても、店頭でのショーカードやポスターで情報を提供し、広く熱中症に対する意識を高めようとしています。
熱中症対策アンバサダーの活動
さらに、ファミリーマートは「熱中症対策アンバサダー®」の資格取得を促進しています。これは、大塚製薬が主催する講座を通じて、熱中症対策に関する専門的な知識を持ったアンバサダーを育成する取り組みです。修了後は、その知識を活かして地域の熱中症対策活動に貢献できるようになります。
この講座は、環境省や文部科学省、農林水産省など政府機関の後援を受けており、地域の安全を守るために重要な役割を果たしています。ファミリーマート自身の社員や加盟店舗のスタッフがこの講座に参加することで、地域の熱中症リスクを低減させることが期待されています。
地域密着のコミュニティ形成
ファミリーマートは「あなたと、コンビに、ファミリーマート」という企業理念のもと、地域密着型の活動を強化しています。お客様とのつながりを大切にしつつ、地元の人々が集まる場所として、必要な情報を提供していくのです。これにより、単なるコンビニエンスストアからコミュニティのハブへと進化を傾けている姿勢が伺えます。
終わりに
今回の取り組みを通じて、ファミリーマートと大塚製薬は、気温が上昇する季節に向けてより多くの人々が熱中症を予防できるように啓発を強化します。地域ごとの特性を生かした情報発信は、多くの人々の健康を守るために重要な役割を果たすことでしょう。引き続き、このような取り組みに期待が寄せられています。