テレビ受信施設の改革
2025-01-21 11:55:46

老朽化したテレビ共同受信施設の問題を解決する新しい増幅器のご紹介

テレビ共同受信施設の革新に向けて



名古屋市を拠点に活躍するシンクレイヤ株式会社は、近年の放送環境変化に対応するため、老朽化したテレビ共同受信施設の課題を解決する新たな製品「幹線分岐増幅器」と「延長増幅器」の受注を開始しました。これにより、地上デジタル放送の受信環境が大きく改善されることが期待されています。

テレビ共同受信施設の現状



日本国内には約15,000のテレビ共同受信施設が存在するとされています。しかし、周波数変換パススルー方式での地デジ移行から10年以上が経過し、これらの施設は老朽化が進んでいます。特に地域住民組合によって運営されている小さな施設では、過疎化や組合員減少によってその維持が困難になりつつあります。このままでは、テレビ放送を受信できなくなるリスクが高まっています。

多くの地域で、現行の光回線導入に伴うコストが大きな負担となっており、設備の更新がままならない状況です。それに対処するため、シンクレイヤは長年の経験を活かし、既存の機器との交換が容易な製品を開発しました。

新製品の詳細



今回開発された「VHF伝送用増幅器」は、従来の322MHzの周波数に加え、現在普及している250MHzまで対応可能となっています。2F型給電およびFT型給電に完全対応し、接続ケーブルの長さに制限されない設計も魅力です。これにより、既存の同軸ケーブルをそのまま使用することで簡単に交換ができ、設置コストを大幅に抑えることが可能です。

大きな筐体サイズも特徴で、取り替え時にスムーズな交換を実現しています。このような取り組みにより、事業者は放送環境の改善を行いながら、より安定した運営が可能となるのです。

サステナブルな未来を目指して



インターネットの普及にもかかわらず、テレビは依然として重要な情報源です。アナログからデジタルへの移行がすでに10年以上経過した現在でも、その需要は衰えを見せていません。地域によっては、テレビの情報インフラは欠かせないものであり、その重要性は今なお変わっていません。

シンクレイヤは、業界内で唯一、VHF帯の共聴用増幅器を製造する企業として、SDGsの持続可能な開発目標『住み続けられるまちづくり』に基づいた製品開発を続けており、地域の放送環境を守る活動を進めています。

さらなる情報・お問い合わせ先



シンクレイヤ株式会社は、地域社会や事業者が抱える課題を解決し、持続可能な放送・通信環境を実現するために、これからも貢献を続けていきます。製品の詳細やお問い合わせは、公式ウェブサイトまたは下記の連絡先からお待ちしています。

シンクレイヤ株式会社
〒460-0012 名古屋市中区千代田2-21-18
公式サイト
X(旧Twitter)

メール:[email protected]
電話:052-242-7874
FAX:052-238-5655

今後のシンクレイヤの取り組みにご期待ください。


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