愛知県岡崎市で開催されたおとがわリバークリーンイベントの報告
2025年12月13日、愛知県岡崎市の乙川河川緑地で行われた「おとがわリバークリーン」は、地域の清掃活動が行われ、この日約50人もの地元市民や団体参加者が集まりました。
このイベントは、一般社団法人海と日本プロジェクトin愛知県が主催し、ONE RIVERの協力を得て実施され、海からのごみ流出を防ぐための重要な取り組みとなっています。毎年恒例のこのイベントは、単なる清掃作業に留まらず、地域の人々が集まり、共に良い環境を作ることを目的としています。
清掃活動の目的
「自分たちが使う場所は、自分たちの手でキレイにしよう」という理念のもと始まったおとがわリバークリーンは、河川敷を楽しめる場所にするための活動です。私たちの周りから海洋ごみを減らすため、地域全体での啓発にもつながっています。
普段は月に1回の清掃活動を行っていますが、12月は特別に期間を延長し、規模を大きくして多数の参加者を募りました。この日、参加者たちは「レッツリバークリーン!」という掛け声とともにチームに分かれ、各自の目標に向かって積極的にごみ拾いを行いました。
ごみ拾いの実績
約1時間の活動で、参加者たちはさまざまなごみを収集しました。大きなタイヤや瓶、缶、ペットボトル、さらにはたばこの吸い殻や衣類、釣り竿まで、信じられないほどの多様なごみが集まりました。特にプラスチックごみは、台車1台分もあり、その増加傾向に参加者たちは驚きを隠せませんでした。もしこのごみがそのまま海に流れ出ていたら、いかに大きな問題につながっていたかと考えると、震撼する声があがりました。
中には、川底のごみを探し出そうと、長靴や胴長を着用して川に入る参加者もおり、その熱意と真剣さが感じられる一日となりました。
イベントの締めくくり
清掃活動が一段落した後は、上流チームと下流チームに分かれての綱引きで大いに盛り上がりました!綺麗になった乙川の河川敷での歓声は、地域みんなの絆を強く感じられる瞬間でした。
参加者の感想には、「自分が生まれる前の古いごみがあった」との声があり、時代の流れを感じたことには、思わず考えさせられました。また、川に入ることで多くの埋もれたごみと向き合うことができ、「表面的な見た目以上にごみが多いことに驚いた」との意見も寄せられました。
まとめ
「おとがわリバークリーン」は単なる清掃活動ではなく、地域が一体となって環境の大切さを再認識するための大切な機会です。この取り組みを通じて、愛知県の未来の海をきれいにしていくため、引き続き地域の皆様と共に活動していきたいと思っています。
参加者の皆さんお疲れ様でした!次回のイベントも楽しみにしています。