エヴァンゲリオンと環境
2025-03-17 14:39:48

エヴァンゲリオンレーシングを支えるリファインバースグループの挑戦

エヴァンゲリオンレーシングを支えるリファインバースグループの挑戦



自動車業界と環境問題が交差する場所に、リファインバースグループの取り組みがあります。東京都千代田区に本社を置くこの企業は、廃車からの再資源化に特化した技術を用いて、環境保護と持続可能な社会の実現を目指しています。そして、その成果として、スーパー耐久シリーズに出場する「エヴァンゲリオンレーシング」に対する協賛が実現しました。

協賛の背景



リファインバースグループは、独自の技術を駆使して、廃車エアバッグや廃漁網を高品質なリサイクルナイロンペレット「REAMIDEⓇ」に再生しています。この取り組みは、エコな素材の活用や資源の循環を追求するものであり、昨年からエヴァンゲリオンレーシングへの協賛を始めました。特に、REAMIDEⓇから作られた結束バンドをレーシングチームやファンに配布し、様々な声をいただいています。今年は、通年での協賛を通じて、15周年を迎えるエヴァンゲリオンレーシングを更に支援していく方針です。

REAMIDEⓇの再生プロセス



エアバッグはさまざまな車両に取り付けられていましたが、その多くが使用後無駄にされることが多かったのです。リファインバースグループは、独自の技術を使い、エアバッグからシリコーンゴムとナイロン生地を分離し、リサイクルプロセスを確立しました。現在は、日本の本州を中心に約30都道府県でエアバッグの回収を行っており、今後もそのネットワークを拡大していく予定です。

回収したエアバッグは、愛知県一宮市にある自社工場でREAMIDEⓇへと変わります。それにより、高品質なリサイクルナイロンペレットが生成され、結束バンドなどの製品に再利用されています。このように、循環型社会の実現に一歩近づいているのです。

エヴァンゲリオンレーシング参戦レース



リファインバースグループが支えるエヴァンゲリオンレーシングは、2025年の「ENEOS スーパー耐久シリーズ」に出場予定です。このシリーズは、国内トップレベルのモータースポーツイベントとして、観客の心をつかむ魅力にあふれています。さらに詳しい情報は、スーパー耐久シリーズの公式ホームページで確認できるので、ぜひチェックしてみてください。

エヴァンゲリオンレーシングとは?



エヴァンゲリオンレーシングは、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』との協業で誕生したレーシングチームで、2010年にスタートしました。彼らのレーシングマシンは、劇中のエヴァンゲリオン初号機をイメージした紫と黄緑の配色が特徴で、サーキットでの存在感は格別です。モータースポーツの熱いフィールドで戦い続ける彼らの姿勢は、多くのファンの支持を受けています。

リファインバースグループのビジョン



「誰にもない視点と技術で、未来の富をとつなぐ」が企業のビジョン。20年以上にわたってサーキュラーエコノミーの実現に向け、様々な素材のリサイクル事業を展開してきました。特に、タイルカーペットやエアバッグのリサイクルに力を入れており、最近では鳥の羽根を原料にした新しいバイオ素材「ReFEZER」の開発も進めています。環境負荷を減らしながら、新しい素材の可能性を追求する姿勢が評価されています。

エヴァンゲリオンレーシングとリファインバースグループのコラボレーションは、サステナビリティが求められつつある現代社会において、重要なメッセージを発信しています。今後の展開から目が離せません!


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