世界初のコーヒー豆、スターバックス新農園から登場
スターバックス コーヒー ジャパン株式会社が、新たに自社農園として設立した「バレー オブ ボルケーノ農園」で初めて収穫されたコーヒー豆「グアテマラ バレー オブ ボルケーノ™」が、2024年12月26日よりスターバックス リザーブ® ロースタリー 東京で一般販売されることが決定しました。このコーヒーは、世界で初めて同農園からの収穫物として商品化されるもので、スターバックスの未来のコーヒーづくりに向けた重要な一歩を示しています。
バレー オブ ボルケーノ農園の特長
バレー オブ ボルケーノ農園は、中米グアテマラの美しいアンティグア地方に位置し、アグア火山、フエゴ火山、アカテナンゴ火山という名だたる火山に囲まれています。この地は自然の保護区域にも隣接しており、豊かな生態系を保ちながらコーヒーが育まれています。火山性の肥沃な土壌と、標高・気候の多様性が揃ったこの農園は、持続可能なコーヒー生産を追求するための理想的な環境を提供しています。
さらに、スターバックスは小規模生産者の支援に特化した取り組みを行っており、これがコーヒー生産のサプライチェーンにおいて重要な役割を果たしています。しかし、小規模生産者たちは、気候変動の影響や資材の高騰、技術へのアクセス困難などの現状に厳しい課題を抱えています。そこで、バレー オブ ボルケーノ農園が研究拠点となり、これらの課題に取り組む実践的なソリューションが展開される予定です。
改善への取り組み
この農園での研究の焦点は、土壌の健全性を保つ取り組みや、森林と農業の共生を目指したアグロフォレストリーの研究など、多岐にわたります。また、気候変動に影響される小規模生産者でも取り組みやすい生産モデルの開発が行われ、さらには資源の有効活用や循環型アプローチの実施も計画されています。これらの知見は、スターバックスが展開するファーマーサポートセンターを通じて世界中のコーヒーコミュニティに共有され、持続可能な未来を支える活動へとつながることが期待されています。
味わいの魅力
発売される「グアテマラ バレー オブ ボルケーノ™」は、初収穫の希少なコーヒーであり、オレンジやゆずを思わせるシトラス感が豊かに広がります。上質なアーモンドのコクと、キャラメルのような甘い余韻が特徴的です。初年度の収穫量は限られ、東京のロースタリーでしか味わえない特別なコーヒーとなっているため、この機会を逃さずそのフレーバーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
期間と価格
「グアテマラ バレー オブ ボルケーノ™」は、100gあたり1,710円(税込)の量り売り専用豆として提供され、 コーヒーのマイサイズTallは880円(税込)で、店内利用と持ち帰りの2種類から選ぶことができます。販売は2025年の12月26日から開始し、在庫が無くなり次第終了となる予定です。
この新しいコーヒー豆は、スターバックスの3つの自社農園体制の一環として、未来のコーヒーづくりを象徴する製品として期待されています。コスタリカのハシエンダアルサシア農園や「ハイランズ オブ アルサシア農園」とともに、今後の発展が大いに注目されます。
ぜひ、この特別なコーヒーを味わい、スターバックスの新たな挑戦を体験してみてください。