音の出るファブリック
2025-11-07 10:44:09

音を纏うインテリア!サンゲツと槌屋が共同開発する革新商品

サンゲツと槌屋が進める音の出るファブリックの開発



愛知県名古屋市に本社を置く株式会社サンゲツは、近年、空間デザインに新たな息吹を吹き込むべく、革新的な商品開発に取り組んでいます。そんな中、サンゲツは株式会社槌屋およびそのグループ企業である槌屋ティスコと共に、音響とインテリアデザインを融合させた新しい商品「音の出るファブリック」の共同開発をスタートしました。このプロジェクトは、革新的な空間を創造するための新たな一歩を象徴するものです。

音の出るファブリックとは?



その名の通り、「音の出るファブリック」は、特殊なフィルムと電極シートが組み込まれた布。これは、柔軟性に富んだ布状スピーカーの技術を基盤としており、カーテンや椅子生地といったインテリアファブリックに音響性能を付加します。この技術により、空間デザインと音楽体験がシームレスに結びついた新しい価値を提供します。

特筆すべきは、この布全体から均一で臨場感のある音響が再生される点です。数多くの小さな発音体が布全面に配置されており、特定の場所に音が偏ることなく、心地よい音が空間に広がっていきます。特に中高音域に強みを持ち、聞く人に自然な音の心地よさをもたらす点が、この技術の魅力と言えるでしょう。

さらに、この「音の出るファブリック」は長尺で設置され、人がその間を通過する際に音が追随するような、インタラクティブな体験を提供します。音の動きに合わせて体験が変化することで、没入感を深め、新たな感覚の空間を創出します。

共同開発の背景と意義



サンゲツは、1849年の創業以来、空間づくりに携わってきました。その企業理念には、全ての人々に安らぎと希望に満ちた空間を提供することが掲げられています。最近ではインテリア商品を通じて人々の生活の質を向上させるために様々なソリューションを模索しています。

一方、槌屋は、高度な繊維加工技術を駆使し、ブラシや工業用テキスタイルなど多様な商品を開発しています。今回の共同開発は、各社の強みを活かしつつ、音楽とインテリアデザインの新たな融合を目指した画期的な試みです。このコラボレーションにより、デザイン性だけでなく聴覚にも訴える、新しい空間の創造が期待されています。

今後の展望



音の出るファブリックの技術は、今後も応用範囲が広がることが見込まれています。施行事例や商業スペースなどにおける具体的な商品化やプロジェクト提案に向けて関係各社は引き続き協力を進めていく方針です。この新しい技術がどのように普及し、私たちの生活空間を豊かにしていくのか、目が離せません。

この先、サンゲツ、槌屋、槌屋ティスコの3社が共同で提供する新しい体験を通じて、多様な空間ソリューションが実現されることを期待しています。詳しい情報は、株式会社サンゲツの公式サイト槌屋の公式サイトにてご確認ください。


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