発酵の力が生み出した特別なチョコレート「Fermentation chocolate」

愛知県の発酵文化が生み出した、まったく新しいチョコレート「Fermentation chocolate」が2025年5月17日に発売されます。このユニークなチョコレートは、愛知の老舗蔵元が秘める発酵素材と、発酵食品であるカカオを融合させた特別な一品です。

発酵文化とチョコレートの出会い

発酵は日本の食文化の重要な一部であり、その豊かな味わいが私たちの日々の食生活を支えています。愛知県の発酵素材を手軽に楽しむことができる商品を作り出したいという思いから、味噌、酢、味醂を使用した新たなチョコレートが誕生しました。このチョコレートは、愛知の発酵文化を感じさせる特別な味わいを実現しています。

チョコレートの新しい定義

多くの方が知らないかもしれませんが、チョコレートも発酵食品の一種です。カカオ豆は酢酸発酵を経て、その独特の風味や香りを生み出します。このプロセスに、伝統的な日本の発酵素材を掛け合わせることで、深みのある味わいが生まれました。味噌の塩味、酢の酸味、味醂の甘みがチョコレートと絶妙なバランスで調和し、新しい感覚のスイーツへと昇華しています。食文化に馴染みのない方でも、この一口で美味しさを楽しむことができるでしょう。

商品情報

- 商品名: Fermentation chocolate（ファーメンテーションチョコレート）
- 価格: 税込1,500円
- 発売日: 2025年5月17日
- 販売場所: 半田赤レンガ建物

３つの蔵元が織りなす味わい

このチョコレートの味わいは、愛知県内の３つの老舗蔵元とのコラボレーションによって実現しました。100年を超える歴史を持つ蔵元の発酵素材を活かし、次のような特長を持つ三つのフレーバーが展開されます。

1. 甘いお酒の風味（味醂）
碧南市の角谷文治郎商店が手掛ける、古式純米本みりんを使用。上品な甘みがカカオのビター感を引き立て、上品な口溶けを残します。

2. ほんのり甘酸っぱい（酢）
半田市のミツカンが誇る、酒粕を長期発酵した「三ツ判®山吹®」を使用。まろやかな酸味が、チョコレートの甘みを引き締めます。

3. 塩キャラメルテイスト（味噌）
知多郡武豊町の伊藤商店が製造する、３年天然醸造の豆味噌を使用。深いコクと旨みをチョコレートに加え、リッチな味わいを実現。