海の未来を考える
2025-06-29 12:15:21

大阪・関西万博で実現する海の未来を考えるワークショップ

大阪・関西万博で実現する海の未来を考えるワークショップ



2025年の大阪・関西万博に登場する注目のパビリオン「BLUE OCEAN DOME」は、海洋プラスチック問題に光を当てるプロジェクトです。主催するZERI JAPANは、海洋資源の持続的な利用と生態系の保護を目的に掲げ、社会全体でこれらの問題に取り組む重要性を訴えています。

対馬ウィークとPrecious Plastic 唐津の取り組み



「BLUE OCEAN DOME」での「対馬ウィーク」では、環境教育事業「Precious Plastic 唐津」が中心となって、海洋プラスチック問題をテーマにしたワークショップを展開。具体的には、金沢美術工芸大学やSARAYAとのコラボレーションによる「おとーしゃと想いの波」というプロジェクトを実施しました。これにより、参加者は海に対する意識を高め、直接的なアクションを起こす機会を持つことができました。

各種ワークショップの詳細



このイベントは、2025年6月21日と22日の2日間にわたって、ワークショップやトークセッションを行いました。「おとーしゃと想いの波」では、参加者が海洋プラスチックをアップサイクルして「波絵馬」を作成し、それに自分たちの願いを書くという体験ができました。特に、対馬地方で回収されたペットボトルキャップを使った「波絵馬」は、地域の方々との温かい交流を感じさせるものとなりました。

海を守るための願いを形に



参加者は、アニメーション作品「おとーしゃと想いの波」を視聴し、海洋プラスチック問題に関する教育を受けた後、実際に波絵馬を作るプロセスに取り組みました。自分たちの願いを書き込むことで、単なる作業を超え、願いが込められたメッセージとして海へ発信されるのです。この活動を通じ、地域とのつながりが生まれ、参加者同士の発表や意見交換も行われ、非常に活気に満ちたイベントとなりました。

協力の輪が広がり、未来を見据える



唐津市の子どもたちが描いた絵馬も展示され、地域を超えた連携の大切さを伝えています。また、名古屋から駆け付けたPrecious Plastic Japan Teamのメンバーも参加し、イベントを成功に導くための支援をしてくれました。これにより、今回のプロジェクトはより多くの人々に海洋プラスチック問題へ関心を持たせる契機となりました。

唐津Farm&Foodの役割



NPO法人の唐津Farm&Foodは、自然との共生を実現する地域づくりの一環として、環境教育を推進しています。「Precious Plastic 唐津」では、プラスチックごみの回収からアップサイクルに至る一連の過程を通じて、参加者に実践的な学びの機会を提供しています。これにより、参加者は海洋プラスチック問題を身近に感じ、自発的に行動を起こす意識を育てることができるのです。

最後に



「おとーしゃと想いの波」を通じて、参加者それぞれの願いが海をつなぎ、未来を変える力になることを強く感じました。このメッセージは、大阪・関西万博をきっかけに広がっていくことを願っています。環境への関心が高まる中で、この取り組みが一人ひとりの行動に繋がるよう、私たちはさらなる推進力を持ってまいります。


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