若者と料理をつなぐ
2025-10-30 14:50:15

ミツカンと日本女子大学が連携する「にっぽん食プロジェクト」で若者の料理離れを克服

「にっぽん食プロジェクト」が鼓舞する若者の料理への道



愛知県のミツカングループと東京にある日本女子大学が共同で展開している「にっぽん食プロジェクト」は、若者の料理離れを解消しようと取り組んでいます。このプロジェクトの一環として、2025年9月16日にミツカン東京ヘッドオフィスで、料理をテーマにしたワークショップが行われました。

このプロジェクトは2022年度からスタートし、今年で4年目を迎えます。特に今年は「料理のハードルを下げる」ことに重点を置いた取り組みを実施。この目的のもと、学生たちが日本の伝統的な食材や調理法を取り入れた新しいレシピを考案し、若者に親しんでもらうための工夫を行っています。

ワークショップの概要


今回のワークショップには、日本女子大学の食科学科から51名の学生が参加しました。学生たちは、料理に対するハードルを低くするために、どのようなアプローチが効果的かについて熱心にディスカッションしました。また、昨年のワークショップから得た知見を基に、幼少期の「食」にまつわる経験を共有しました。

現代の若者にとって、料理の機会はなかなかありません。しかし、料理をすることで得られるコミュニケーションの楽しさに気付くためのヒントを探ることを目的としてディスカッションに臨みました。具体的には、若者が料理に対しどのようなハードルを感じているのか、またその解消に向けてのアイデアを出し合いました。

当日は、ミツカンの歴史や製品に関する紹介もあり、普段は公開されていない調理室や社員の働く様子を見学する機会も提供されました。

開発された新たなレシピ


ワークショップでの議論を経て、参加した学生たちは6つの新しいレシピを考案しました。各レシピにはキャッチコピーが付けられ、若者が自分で料理したくなるような魅力を伝えています。

これらのレシピはミツカンの公式サイト「おうちレシピ」ページにも掲載されており、今後も若者向けの活動を展開していく予定です。たとえば、春には「レンジで手軽に!鰆と春野菜のアクアパッツァ風包み蒸し」、夏には「ワンランク上の食卓へ すいかとみょうがのゼリー寄せ」など、季節ごとに工夫を凝らしたレシピが揃っています。

参加者の感想


参加した学生たちからは、実際に自分たちが料理する機会が少ない現代の若者にとって、どのような料理環境やアイデアが役立つかについての意見が寄せられました。討論を通じて、周囲の人々と協力しながら料理を楽しむことの重要性に気付いたという意見もありました。特に、家族や友人と一緒に食卓を囲むことで得られるコミュニケーションの存在が、料理へのモチベーションにつながることも認識されました。

まとめ


今後もミツカンと日本女子大学は連携し、若者にもっと料理に興味を持ってもらえるような新しい提案をしていきます。「にっぽん食プロジェクト」を通じて、若者たちが料理を楽しむことで、より豊かな食文化を育む未来を目指しています。

このような新たな風を吹き込むプロジェクトが、愛知県内外でさらに広がっていくことを期待したいですね。


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