社員の活躍を引き出す!Boost Healthが1.5億円を調達し新たな成長へ
近年、人材への投資が企業経営の重要な課題となっている中、Boost Health株式会社が注目を集めています。東京都中央区に本社を置く同社は、次世代マネジメントモデル「タレントサクセス」を実現するサービス「BOOST」を展開しており、株式会社ジェネシア・ベンチャーズおよびWPower Fundから1.5億円の資金調達を成功させました。この資金は、AIプロダクトの高度化やエンタープライズ企業向けの導入支援体制の強化に使用される予定です。
人材への投資が経営課題に
AI技術の進展により企業が求める人材のスキルが変化しています。今や、自律的な判断力や創造性が求められる時代となり、企業価値は「自律的に行動できる人材の数」によって大きく左右されるようになりました。このような背景から、Boost Healthは人材が企業にどのように貢献するかを数式で示し、「企業価値(人材寄与分)= 経営構造の強さ × 自律人材比率」と定義しています。
さらに、企業は経営構造の整備に力を入れる一方で、自律的に働く人材を育成する投資が不足している現状が指摘されています。自律人材比率を上げるためには、適切な採用だけでなく、既存社員がより高いパフォーマンスを発揮できるように支援する必要があります。また、この支援を実現するためには、質の高い介入と個々のニーズに最適化されたサポートが不可欠です。
BOOSTが解消する構造的課題
Boost Healthはこの課題を『タレントサクセス』という概念で解決すべく、BOOSTというサービスを提供します。BOOSTでは、AIツールが個々の従業員を365日サポートし、どんな環境でもパフォーマンスを発揮できる力を育む仕組みが整っています。専門コーチによる月次の介入を通じて、AIだけでは実現できない深い認知に働きかけることで、サポートの質も向上します。
実際にBOOSTを導入した企業では、生産性が向上したり、社員のストレスレベルが改善されたりするなど、良い成果が見られました。例えば、専修大学の研究で確認されたところによると、BOOSTを3ヶ月利用した社員は生産性が平均8pt向上したとのことです。また、ストレスの高い層の71%が改善を実感しています。
今後の展開と新たな挑戦
今回調達した資金はAIプロダクトのさらなる高度化に加え、顧客企業への導入に向けた支援体制の強化に活用されます。これにより、企業の人的資本投資のROIを数値化し、その効果を経営指標として示すことを目指します。今後も自律型人材の育成や人材投資への理解を深める活動を続ける予定です。
まとめ
Boost Healthは、自社のサービスを通じて、日本企業が抱える人材活用の課題を解決し、より良い労働環境の実現を目指しています。AIや心理学の力を借り、企業が人を活かす構造を整えていくことで、より多くの人が自分の力を発揮できる社会を創出してまいります。今後の進展に期待が寄せられる中、企業としての成長はもちろん、社員一人ひとりのインパクトをも増やしていくことでしょう。