アイカ工業がLazuliのPDPを導入し商品データ管理を刷新
愛知県名古屋市に本社を置くアイカ工業株式会社が、Lazuli株式会社の「PDP(Product Data Platform)」を導入しました。この決定により、同社が抱えていた商品や販促データの管理が一元化され、業務効率が大幅に向上することが期待されています。特に、プロモーション企画室における活用が進んでおり、今後は営業部門など他の部署にも展開される計画です。
データ管理の課題
アイカ工業は建材分野で多様な製品を展開していますが、これまでの商品データはカタログや施工事例などが複数のストレージやExcelシートに分散して管理されていました。その結果、必要な情報を探すためには、すべてのデータをダウンロードし、目視で確認する作業が日常的に行われており、非常に手間がかかっていました。さらに、権限管理が不明瞭で、制作会社とのデータのやり取りも複雑になるなど、業務の効率性を損なう要因がいくつか存在しました。
PDP導入の背景
これらの課題を解決するために、PDPの導入が決定されました。LazuliはAI技術を駆使したデジタルアセット管理(DAM)基盤を提供し、データ移行、SSO連携、フォルダ構造の設計、権限設定などを行いました。特に、検索機能やプレビュー機能が強化され、ユーザーがストレスなく情報にアクセスできる環境が整いました。
効果と成果
導入後、現場のユーザーからは「カタログがサクサク表示されるようになった」「目的の素材探しで全データをダウンロードする手間がなくなった」「誤編集の心配が減った」というポジティブなフィードバックが寄せられています。現在、プロモーション企画室を中心に約20名がPDPを日常業務で利用しており、業務負荷の軽減が具体的な進展を見せています。例えば、「探す・整える」にかかる時間が大幅に削減され、結果として人員2名分の負担軽減を目指しています。
今後の展開
アイカ工業は、内部での活用が定着することで、2026年8月上旬を目処に社内外とのデータ共有機能を強化し、他部門との連携や外部制作会社との協業を進める方針です。また、秋以降には営業部門への本格的な展開も計画しています。さらに、広報業務やプレゼンテーションへの素材活用、商品情報の自然な言葉での検索ツールの開発も視野に入れており、PDPを「商品データ活用プラットフォーム」として更に進化させる意向です。
アイカ工業とLazuliの未来
アイカ工業は1936年に設立された化学メーカーで、メラミン化粧板の国内シェアNo.1を誇ります。徐々に、マーケットインのモノづくりを通じて新たな価値を創造してきました。一方、Lazuliは「商品情報のあり方を見直し、企業のビジネス変革を促進する」ことを目指すデータテクノロジー企業です。PDPによって、両社は更なる業務変革とビジネス価値の創出に注力していくことでしょう。
このように、アイカ工業とLazuliの協業は、今後の成果に期待が高まります。散在していた情報を一元化し、AI技術を駆使した先進的なデータ管理を進めることで、業務の効率化に向けた大きな一歩が踏み出されました。