豊田市とNAGARAが進める介護現場のDX
愛知県豊田市は、株式会社NAGARAとの連携協定の2年目を迎え、介護に携わる事業者向けに「ながらかいご議事録」の無料トライアルを開始します。このトライアルは、2026年7月1日から始まり、市内の介護事業者が対象です。介護現場の負担を軽減することを目的としたこの取り組みが、どのように影響するのかを見ていきましょう。
無料トライアルの概要
このトライアルプログラムでは、豊田市内の介護事業者が「ながらかいご議事録」を3カ月間無料で利用できます。申し込みは専用フォームやお電話から可能で、対象は「ながらかいご議事録」を未利用の事業者に限られています。トライアルの条件として、月に1回30分のオンラインミーティングへの参加とフィードバックがあります。
申し込み方法
無料トライアルを希望される方は、専用フォームの「お問い合わせ内容」欄に「豊田市キャンペーンのちらしを見た」と記入し、事業者名や担当者名、電話番号を添えて申し込みができます。お電話でも受け付けていますので、興味のある事業者はぜひお試しを。
ながらかいご議事録とは?
「ながらかいご議事録」は、AIを活用した便利なソフトウェアで、会議を録音するだけで話者の発言を自動で識別し、議事録を作成します。介護の専門用語にも対応しており、デジタルが苦手な方でも簡単に操作できます。スマホやタブレット、PCから利用でき、セキュリティ対策も万全です。
介護現場の業務効率化
介護現場では、会議や申し送りの記録作業に多くの時間を費やしています。「ながらかいご議事録」を導入することで、録音した会議がAIによって迅速に文字起こしされ、要約も自動で行われます。その結果、議事録作成に要する時間は従来の60分からたった10分に短縮されるという実績があります。
これにより、職員たちは本来の業務、すなわち利用者との対話やケアに集中する時間を増やすことが可能となります。記録作業から解放されることで、より質の高いサービス提供が実現できるのです。
契約後の継続利用もサポート
トライアル終了後は、有償契約を通じてサービスを継続することも可能です。また、「ながらかいご議事録」はTAISに登録済みで、自治体の補助金を利用した導入も検討できるため、実質的に負担を軽減しながらサービスを利用することができます。
利用者と向き合う時間を増やす
介護職員の業務の約33%が記録作業に費やされているという調査結果もあり、現場の負担を軽減することが求められています。「ながらかいご議事録」はこの解決策として期待されています。実際に、1年間の実証試験で得られた成果を基に、より多くの市内の介護事業者がこのサービスを体感することが重要です。
株式会社NAGARAの思い
「やりたいことに専念できる社会を実現する」という理念を掲げるNAGARAは、介護現場の生の声を反映しながらサービスの開発を進めています。代表の岡田一輝氏は、豊田市の皆様に本サービスを“まずは無料で”体験してもらい、実際の現場で役立てていただくことを目指しています。
ここまでの取り組みを通じて、豊田市の介護現場がどのように変わっていくのか、今後の展開に期待が高まります。参加を希望される事業者は、ぜひこの機会にお申し込みください。