現場完結型施工チーム「下請け屋ニッカ関東」始動
愛知県名古屋市に本社を置くニッカホーム株式会社は、2025年末から関東において、外国人スタッフをプロの技術者へと育てる新たな施工チーム「下請け屋ニッカ関東」を本格的に展開します。このチームは、不動産会社やマンションオーナー向けの原状回復工事やリノベーション施工を担い、フィリピン出身のスタッフに専門的なスキルを段階的に習得させることを目指しています。現在、同チームは東京・神奈川地域を中心に活動しており、将来的にはスタッフ数を増やし、さらなる体制強化を図る予定です。
建設業界の現状とニッカホームの対応
日本の建設業界では、職人不足や高齢化が深刻な問題となっています。これに対抗する形で、空き家の活用や中古住宅再生へのニーズは増え続けています。ニッカホーム関東支社は、こうした背景を踏まえ、BtoB施工チーム「下請け屋ニッカ関東」の発足を決定しました。このチームは、施工補助だけでなく、将来的にはリーダーとしての役割を担う技術者を育成することに重きを置いています。
「下請け屋ニッカ関東」では、平塚市から目黒区、西東京エリアに至るまで、幅広い施工現場に対応し、2026年には目黒区内で新たな現場がスタート予定です。
外国人スタッフの育成方針
具体的な育成手法としては、OJT(On-the-Job Training)を通じてフィリピン出身スタッフに様々な専門業務を任せていきます。スタッフは、配管更新工事やキッチン組立、図面作成といった責任のある業務を担当しながら、技術力を高めていきます。また、今後はクロス張りやフローリング施工などの内装工事に関する専門カリキュラムを導入し、3〜6ヶ月間の現場での実地経験を通じて更なるスキル向上を図ります。
現場での学びが成長を促す
このチームの特徴は、現場での経験が重視されている点です。異なるプロジェクトに携わることで、技術だけでなく、判断力や段取りを考える力も育まれます。「教わる側」から「教える側」への成長を目指し、スタッフは現場を任される信頼される存在へと成長していきます。
未来へのビジョン
ニッカホームの関東支社を率いる小島は、現場での経験がニッカホームの強みであると語ります。彼は、外国人スタッフを一人の技術者として育成し、将来には彼らが後輩を指導し、チームをリードすることが目標であるとしています。現在は、3名のチームで活動していますが、今後はこの育成モデルを基に複数のユニットを編成し、それぞれが独立して継続的に成長できる体制を整えていくとしています。
このように、ニッカホーム株式会社では、スタッフが新たなスタッフを育成する仕組みを構築し、持続可能な施工体制の実現を目指しています。