名古屋栄に新たなデジタル免税カウンター誕生
名古屋市の象徴とも言える中日ビル。ここに、訪日客のための新しいデジタル免税カウンター「PIE VAT Station」が、2025年7月1日にオープンします。この新施設は、国内で20番目の導入施設となり、インバウンド需要の増加を見込んでいます。
PIE VAT Stationの特徴
「PIE VAT Station」は、商業施設へのデジタル免税カウンター導入の実績がトップクラスです。訪日客の買い物スタイルに即した「リファンド方式」に対応しており、スムーズな免税手続きが実現します。これにより、来日中の旅行者が便利に買い物を楽しむことができるでしょう。
1. インバウンド需要の取り込み
新しくオープンする「PIE VAT Station」は、商業施設内の免税手続きを一元化し、訪日客が多く訪れる中日ビルとしての役割を強化します。これにより、施設内の店舗間での相互送客が期待され、全体の売上向上に貢献することが見込まれます。特に、2026年11月に予定されている免税制度の改正に向けた準備が整うことで、スムーズな運営が可能になるでしょう。
2. 改正後の運用への対応
水野博商CEOは、「PIE VAT Station」の導入にあたり、訪日客と店舗との間のオペレーションを円滑にするために、事前に店舗スタッフへの研修や業務体制の整備を行う重要性を強調しています。この準備をすることで、制度改正に伴う混乱を避けることができるからです。
PIE VAT Stationの利点
「PIE VAT Station」が提供する価値には、店舗側にも多くのメリットがあります。こちらでは主な利点をご紹介します。
1. 安全でスムーズな免税手続き
商業施設が「PIE VAT Station」を導入することで、免税手続きはシンプルに。従来の複雑な免税手続きから解放され、店舗も訪日客も快適にショッピングができます。更に、必要な資材やツールはすべてPie Systemsが無償で提供してくれるため、初期投資も抑えられます。
2. データ活用によるマーケティング支援
Pie Systemsでは、各店舗の免税取引データをリアルタイムで確認できるダッシュボードが提供されます。これを活用して訪日客の購買傾向を分析することで、効果的なマーケティング施策を打ち出す手助けとなります。
3. 販売機会の拡大
免税対応をすることで、訪日客の購買意欲が高まります。特に、複数の店舗での買い回りが可能なため、利用者の買い物体験は大幅に向上します。これにより、商業施設全体の売上増加が期待されます。
訪日客のメリット
訪日客にとっても「PIE VAT Station」は大きな利点があります。アプリを使って簡単にキャッシュレスで返金手続きを行えるため、快適なショッピング体験を実現。さらに、複数の店舗での購入が合算で免税対象となるため、より多くの商品をお得に購入することが可能です。
新時代のインバウンド施策へ
名古屋栄の中日ビルは、将来的に訪日客にとって魅力あるショッピングスポットとして進化し続けるでしょう。「PIE VAT Station」がもたらす利便性は、今後の訪日客数の増加に寄与することが期待されています。
インバウンド対策には欠かせない存在となる「PIE VAT Station」。これからの商業施設の新しい潮流を、ぜひ注目して見守りたいところです。
お問い合わせ
「PIE VAT Station」に関する詳細情報や導入支援については、Pie Systemsまでお問い合わせください。新しい免税カウンターの導入を検討されている事業者の皆様も、ぜひご検討ください。