フージャースコーポレーション、グッドデザイン賞ダブル受賞の新たな挑戦
株式会社フージャースコーポレーションが手掛けた『デュオヒルズ伏見』と『ミッドタワーいわき』が、2025年度グッドデザイン賞を受賞しました。これにより、フージャースの新たな取り組みや、快適な住環境を実現するデザインの魅力が再評価されています。
デュオヒルズ伏見:共有スペースの新しい形
名古屋市の中心に位置する『デュオヒルズ伏見』は、地下鉄「伏見」駅から徒歩7分の立地に、魅力的な共同住宅を構築しました。このプロジェクトは、特徴的な設計が施された1フロア2邸構成を採用し、約20㎡の広々としたプライベートポーチが魅力です。訪れる人々はエレベーターを使用してそれぞれの住戸にアプローチできるため、個々のプライバシーが確保されています。
このプライベートポーチは居室からもアクセス可能で、個々のライフスタイルに合わせた柔軟な使い方ができるスペースになっています。住民それぞれが「庭を持つ共同住宅」として、自由な時間を過ごせることが評価され、多様な生活の実現をサポートしています。審査員も、上下動線の工夫や両面採光を取り入れた設計、そしてアクティビティに基づくデザイン視点に高い評価を寄せています。
ミッドタワーいわき:地域をつなげるパブリックスペース
一方、福島県いわき市の『ミッドタワーいわき』は、官民連携による市街地再開発事業の一環として設計されました。マンション敷地と国道歩道をシームレスにつなぐ『並木テラス』は、地域住民が集まり、憩うことができる新しいパブリックスペースを創出しています。
このスペースは、通行する人々が自由に利用できるようにデザインされており、『歩く・憩う・集う』をテーマとしています。この取り組みは、地域社会のつながりを深め、住民同士の交流を促す場となっています。特にエントランス近くに配置されたカフェなどは、街との親和性を高め、住民と訪問者が交流できる場所を提供しています。このように、外構デザインが内部空間に影響を与えた点が高く評価され、地域の活性化を図る効果が期待されています。
フージャースの理念と今後の展望
フージャースグループは、ただ住宅を提供するだけでなく、多様化するニーズに応じた社会課題の解決を目指す「ソーシャルデベロッパー®」を掲げています。この理念のもと、生活の質を向上させるための革新を追求し続けるフージャースは、これからも新たなプロジェクトを通じて地域に貢献していくでしょう。新しい生活スタイルを提案する二つのプロジェクトが、今後の豊かな住まいの在り方を示す先駆けとなることを期待しています。
おわりに
フージャースコーポレーションが手がける『デュオヒルズ伏見』と『ミッドタワーいわき』は、多様な人々のライフスタイルに応える新しい住空間を提供することを目指しています。公式ウェブサイトには、さらなる詳細情報や受賞歴が掲載されていますので、興味のある方はぜひご覧ください。
フージャースコーポレーション公式サイト