宮崎県の幻の柑橘「へべす」がBRAND MANAGEMENT AWARDで三冠受賞!
2024年1月、宮崎県の幻の柑橘「へべす」が「BRAND MANAGEMENT AWARD 2024」で大賞を受賞したことが話題となっています。このアワードは、一般財団法人ブランド・マネージャー認定協会が主催するもので、日本国内における優れたブランディングの取り組みを表彰しています。そして、今回の受賞は、愛知県名古屋市を拠点とする株式会社コムデザインラボが手がけた日向市の「へべす」ブランディングの成果を象徴するものであり、業界内外から注目を集めています。
株式会社コムデザインラボの取り組み
コムデザインラボは、ブランド・マネージャー認定協会の1級資格を持つ代表ディレクターの高木純氏が率いる会社です。同社は創業以来、多岐にわたるプロジェクトで数々の受賞歴を持ち、特に今回の「へべす」プロジェクトでは5年間に渡る継続的な取り組みが評価されました。審査基準は厳しく、全体で1570ポイントを獲得し、その結果として大賞を手にしたのです。
「へべす」とは?
「へべす」は、日向市特産の柑橘類で、一般的には「幻の柑橘」とも称されています。その希少性から、食材としてのプレミアム感が強く、多くの料理人にも愛されている存在です。特に、コラボレーションによって価値を向上させた「黄金へべす鯖寿司」や、加工品として展開される「日向へべぽんプレミアム」など、実用的かつ魅力溢れる商品がラインアップされます。
受賞のポイント
受賞理由として、コムデザインラボは「へべす」の特性を最大限に引き出し、農商工連携の観点から地元日向市を意識した戦略に基づいた取り組みが挙げられています。また、審査員からは独自性の高い施策が評価され、特に「へべす」と地域資源を活かしたプロモーションが強く印象に残ったようです。
日本初の「へべす」専門店の開店予定
さらに、コムデザインラボは2025年7月に名古屋市に「ハレのひむか」という日本初の「へべす」専門店をオープンする予定です。この店舗では、得意とする「へべす」を原材料とした様々な商品が提供される予定で、あえて狭小な店舗設計にすることで、顧客ひとりひとりとの接点を大切にする方針が示されています。
限定ブランドブックとセミナーの開催
大賞受賞を記念して、これまでの取り組みをまとめた限定ブランドブックも発表され、さらに中小企業向けのブランディングセミナーも始まります。ブランディングのノウハウを学ぶ絶好の機会として、多くの参加が期待されます。
まとめ
宮崎県日向市の「へべす」がBRAND MANAGEMENT AWARDで三冠を手にしたことで、その価値がますます高まり、地域振興や農業振興の一助となることが期待されます。これからの「へべす」の展開から目が離せません。