#健康 #吉野家 #朝食

吉野家の朝定食が脳と自律神経を活性化する研究結果発表

株式会社吉野家が、東北大学ナレッジキャスト株式会社やNeUと協力して行った朝食に関する研究の成果が、日本栄養・食糧学会誌に掲載されることが発表されました。この研究は、現代社会において朝食摂取の重要性が高まっている中、その“質”に着目したものです。特に、吉野家の「朝定食」がどのように脳や身体に positively影響を与えるかを検証しました。

研究の背景と目的

忙しい毎日の中で、健康を維持するためには「朝食」を摂ることは欠かせませんが、その内容も非常に重要です。吉野家では、脳科学と栄養学を基にした「日常の食を通じた健康促進」というテーマのもと、朝食の栄養バランスがどのような効果を持つのかを学術的に探求しています。

研究の概要と結果

この研究は、健康な20代から50代の男性54名を対象に、吉野家の朝定食とパン食を比較する形で8週間にわたるクロスオーバー試験が行われました。評価指標には、認知課題中の脳血流量変化と朝食摂取前後の心拍数の変化が用いられました。

試験結果では、吉野家の朝定食を摂取した際に、脳の前頭前野における血流が明らかに増加したことが確認されました。また、食事摂取後の心拍数も有意に上昇し、交感神経系が活性化されることが示されました。このことから「ご飯を主食とした定食スタイルの朝食」が、パンを中心とした朝食よりも脳活動および身体活動を高める効果があることが示唆されています。

論文掲載の意義

本研究は、2024年5月に開催される「第78回日本栄養・食糧学会大会」で発表され、その後厳正な査読を経て正式に学会誌に掲載されることが決定しました。外食産業における日常食の研究成果が学術的に評価されることは非常に重要であり、今後も吉野家は、機能性食品の研究開発を進め、健康価値の高い商品を提供していくことを目指しています。