中古車購入の新たな傾向を探る
愛知県名古屋市に本社を置く株式会社プロトコーポレーションが実施した「自動車に関する総合アンケート」の結果が「プロト カーユーザー レポート 2026」としてまとめられました。このレポートでは日本国内の自家用車を所有している20歳以上の中古車ユーザー4,127人を対象に、自動車購入時の意識や実際の利用状況を調査しています。
調査結果の概要
レポートによると、現在の自家用車の保有期間が長期化していることが顕著です。10年以上同じ車を使っているユーザーは30.8%に達し、2023年の約25%から増加傾向にあることがわかりました。また、現在運転中の中古車の平均支払い総額は179万円と前年比で9.3万円の上昇を見せています。これは車両価格の高騰を示すもので、ユーザーがより高い価格の車両を選択していることを意味しています。
電動化とボディタイプの変化
次に、エンジンタイプに関する調査からは、ガソリン車が依然として71.5%を占めているものの、4年間で5.2ポイントの減少が見られました。ハイブリッド車(HV)は17.5%から21.8%に増加し、中古車市場での電動化が進んでいることが明らかです。また、ボディタイプについては軽自動車が38.6%と圧倒的な人気を持ち、その次にミニバンが16.5%で続いています。この傾向は、顧客ニーズに基づくものであり、さまざまなライフスタイルへの適応を図っています。
購入過程の変化
特に注目すべき点は、購入時の行動様式の変化です。約4割のユーザー(44.2%)が、実車を確認しないで購入した経験があると回答しており、デジタル情報を基にした購入決定が浸透しています。この傾向は、複数の販売店を訪れることなく、1店舗のみを訪問して決定する(62.8%)か、訪問しない(11.1%)という新しい購買スタイルが定着しつつあることを示しています。
この変化には、ガソリン価格の高騰や環境意識の高まりが影響を及ぼしていると考えられます。電動車への移行が市場で着実に進んでおり、それに伴いOBD検査や第三者機関の査定といった情報が市場で重要な役割を果たすことになるでしょう。
まとめ
「プロト カーユーザー レポート 2026」の調査は、日本の自動車市場における変化を浮き彫りにしました。今後も株式会社プロトコーポレーションは自動車業界のデータを集積・検証し、広く発信していくことで企業の活性化に寄与していく意向です。興味深いレポートの詳細については、クルマ情報メディア「グーネット」にてご覧いただけます。
プロト カーユーザー レポート 2026 ダイジェスト版