豊橋市中央図書館「司文庫展〜名作絵本の魅力〜」
愛知県豊橋市に位置する中央図書館で、2025年10月4日より「司文庫展」が始まりました。本展は、時代を超えて読み継がれる世界の名作絵本にスポットを当てています。愛知県名誉市民である司忠氏の寄付により設立された司文庫は、洋書を中心とした貴重な蔵書を誇ります。今回の展示では、様々な国の絵本や受賞作を通じて、世代や言語を超えた絵本の魅力が体験できる機会となっています。
イベントの概要
本展は、2025年10月4日から11月30日まで開催されます。休館日は毎週月曜日と第4金曜日ですが、祝日は開館して翌日休館となります。開館時間は平日が9時30分から19時、土日は17時までとなっており、入場は無料です。
展示場所は豊橋市中央図書館の2階に位置しており、豊富な蔵書の中から約9500冊の絵本が集まっています。中には、1942年にアメリカで出版され、長年愛され続けている「ちいさいおうち」やエリック・カール作の「はらぺこあおむし」なども含まれています。
貴重な絵本の数々
司文庫には、48カ国から集められた多彩な絵本があり、国際アンデルセン賞やコールデコット賞を受賞した作品も展示されます。このように幅広いコレクションを通じて、絵本の愛情や文化の多様性を感じることができます。
原書と日本語版の読み比べ
展示スペースには、原書と日本語版の絵本を同時に体験できるコーナーも設けられています。ここでは翻訳の魅力や異なる文化背景に触れることができ、観客にとって新しい発見があることでしょう。
特別イベントの開催
さらに、10月11日からは「〇〇なあなたへ」というテーマで、特別にラッピングされた洋書絵本の貸出が行われることも嬉しいお知らせです。図書館スタッフが選んだ名作絵本を30セット用意しており、具体的なタイトルは開けてからのお楽しみです。読書の秋に、思いがけない名作との出会いがあるかもしれません。
英語絵本の読み聞かせイベントも予定されており、中央図書館の1階おはなしのへやで10月11日と11月8日に、また大清水図書館プレイルームでも開催されます。
アクセスと問い合わせ
豊橋市中央図書館へのアクセスは、豊鉄バスの「中央図書館前」下車が便利です。また、豊橋駅西口から徒歩15分で到着します。詳しい情報は以下の連絡先までお問い合わせください。
愛知県豊橋市羽根井町48番地
電話:0532-31-3131
豊橋市中央図書館で、心温まる絵本の世界にぜひ足を運んでみてください。