カーテンの新しい再生へ向けた取り組み
愛知県名古屋市に拠点を持つ株式会社サンゲツと、大阪市にある帝人フロンティア株式会社は、環境問題への取り組みとして、不要なポリエステル製カーテンを新たなカーテンに再生する「水平循環リサイクルシステム」を始動しました。このシステムは、全国的な販売網を有するサンゲツと、高度なリサイクル技術を誇る帝人フロンティアとが手を組んで実現したものです。
取り組みの背景と必要性
環境負荷軽減に向けた意識の高まりは、私たちの生活全般に影響を及ぼしています。サンゲツは2000年から、使用済みカーテンの回収とリサイクルに取り組む「カーテン・エコプロジェクト」を展開しており、リサイクル活動を広げてきました。一方、帝人フロンティアも長年にわたり、リサイクルポリエステル繊維「ECOPET®」の開発などを行い、持続可能な資源の利用に貢献してきました。しかし、ポリエステルカーテンの廃棄が多い現状は、環境に対する大きな課題となっています。
この新たなシステムでは、使用後のカーテンや販売が終了した余剰在庫を活用し、ケミカルリサイクルによってポリエステル原料に再生します。この再生された素材を使って新たなカーテンを作り出し、使用後には再び回収されることで、循環する仕組みが整えられています。これにより、資源を使い捨てるのではなく、何度でも再利用可能なサプライチェーンを構築することができます。
資源循環の価値
サンゲツと帝人フロンティアが連携することで実現するこのリサイクルシステムは、環境への負荷を低減しつつ、業界全体の持続可能性を向上させる大きな可能性を秘めています。このプロジェクトは、2026年春にサンゲツから発刊されるカーテン見本帳「2026-2029 AC」にも収録される予定です。
両社は、カーボンニュートラルの実現に向けた輝かしい一歩を踏み出しました。カーテンの再生がもたらす社会的意義は、今後ますます注目されることでしょう。私たちの生活空間が、環境に優しく、持続可能であるために、このような取り組みを知っておくことは重要です。
会社概要
株式会社サンゲツ
サンゲツは、快適な空間を提案するインテリア企業として、壁装材や床材、ファブリックを中心に取り扱っています。人々の暮らしに彩りを添え、経済価値と社会的な価値の創出を目指しています。詳しい情報は
公式サイトをご覧ください。
帝人フロンティア株式会社
帝人フロンティアはメーカー機能を持つ商社として、多彩な商品やサービスを世界中に提供しています。サステナブルな社会の実現に向けたリサイクル技術の開発に取り組んでおり、環境に配慮した商品を数多く展開しています。詳細については
こちらからご確認ください。
このように、サンゲツと帝人フロンティアの新たな挑戦は、持続可能な未来への道を切り開く重要なプロジェクトです。カーテンの循環再生が広がれば、私たちの生活環境もより良いものになるでしょう。