Faciloが全社に『ChatGPT for Business』を導入し業務効率化を加速

株式会社Facilo（ファシロ）は、OpenAIが開発した『ChatGPT for Business』を全社的に導入したことを発表しました。これにより、同社のAI活用体制は更に強固なものとなり、リモートワークを前提とした環境でも、業務のスピードと効率を最大限に引き上げることが期待されています。

Background - 背景と目的

ファシロは創業から一貫して「仕組み化」と「人の判断力」を両立させることを重視して、フルリモートでの運営を行っています。社内では既に文書作成や議事録の要約、提案書の作成などにAIを活用し、メンバーが自律的に働くための環境を整えています。全社での『ChatGPT for Business』の導入により、AIは全ての社員が安心して利用できるインフラへと進化し、組織全体の創造性と業務効率を向上させることが見込まれています。

安全かつ迅速な知識の活用

新たに導入されたChatGPT for Businessによって、ファシロは社内ドキュメントやナレッジを安全なAI環境で連携できる体制を構築します。このAIは外部からの学習を行わないため、機密情報を確実に保護しながら、高精度な情報の要約、検索、整理を効率化します。これにより、部門を越境した迅速な情報アクセスが可能になります。

データドリブンな意思決定の強化

ファシロの各部門において、営業や開発、カスタマーサクセスなどの活動をAIがサポートします。OKR設計やチームレビューの質を高めることによって、フルリモート環境でも全員が一貫した意思決定を速やかに行うことができる体制を整えます。

再現性のある成果創出

ファシロは「チャレンジャーセールスモデル」やOKRベースのマネジメントを取り入れ、個々の努力に依存しない学び合いの文化を推進しています。全社的にChatGPT for Businessを導入することで、部門を問わず高い成果を再現できる運営体制を強化します。また、ISMS（情報セキュリティマネジメントシステム）認証を取得しており、継続的なデータ保護やガバナンス体制の強化に努めています。

公式noteでは、「AIを活用しさらなる気づきを促す第二弾」として「The Challenger Sale」ワークショップ第2弾を公開しています。詳細はこちらをご覧ください。

今後の展望

ファシロではAIを単なる業務効率化として捉えるのではなく、「人とチームが成長し続けるための基盤」としています。育成や知識の共有、文化づくりをAIで加速し、どのような状況でも一体感を持って成果を上げられるチームを目指します。AIが知識を組織し、学びを循環させることで、ファシロの掲げる「人の価値を中心にプロダクトを育み、不動産の顧客体験を進化させる。」というミッションをさらに強化していきます。

不動産コミュニケーションクラウド《Facilo》について

Faciloは不動産仲介業務を効率化し、顧客体験を向上させるSaaSプラットフォームを提供しています。現在、全国1,597店舗の不動産仲介会社に導入されており、自動帯替え機能を用いて約80%の時間を削減することが可能です。また、顧客用マイページでは物件情報を一元管理し、比較検討も容易に行えます。2023年に最初のサービスをリリースして以降、多数の機能を追加し、2024年からは法人向けのサービスを展開する予定です。

ファシロは「住みかえを軽やかに、人生を鮮やかに。」というビジョンを掲げ、日本の不動産取引スムーズかつ身近なものに進化させることを目指しています。

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