愛知の越境ECスタートアップが新たなステージへ
越境ECショッピングサービス「SAZO」を運営する株式会社SAZOが、経済産業省が推進するスタートアップ支援プログラム「J-Startup CENTRAL」に選ばれました。このプログラムは、中部地域のスタートアップを支援するために設けられ、愛知県、岐阜県、三重県、静岡県の有望企業が対象です。SAZOは、政府の施策や様々な民間サポーターからの支援によって、さらなる成長を目指します。
J-Startup CENTRALの目的
J-Startup CENTRALは、内閣府が選定した「スタートアップ・エコシステムグローバル拠点都市」に関連し、Central Japan Startup Ecosystem Consortiumと中部経済産業局が連携して進めるプロジェクトです。このプログラムは、選定された企業に対し、資金調達や販路拡大などの面でのサポートを行い、事業の発展を促します。
これまでに、43社以上のスタートアップが選定されており、その中にはSAZOのように急成長を遂げる企業も含まれています。SAZOの参加により、さらに多くの企業が飛躍的な成長を遂げられることが期待されています。
Sazoの越境ECプラットフォーム
株式会社SAZOは、AIを基盤とした越境ECプラットフォームを展開しており、その利便性から今注目を集めています。従来の越境EC市場においては、商品の発見や発送手続き、さらには到着時の関税処理などでユーザーが困難を感じる場面が多々ありました。
しかし、SAZOはAIを用いて為替レートや関税、配送料を瞬時に算出し、国内ECサイトと同じ感覚で海外の商品を購入できる体験を提供します。これにより、スムーズなショッピングが可能となります。また、フリマサイトにおいてもAIエージェントが翻訳や交渉をサポートし、利用者にとっての障壁を減らしています。
サービスは2024年5月に正式にスタートし、その後の取扱高は四半期ごとに150%を超える成長を遂げています。また、2025年にはプレシリーズAラウンドで7.1億円の資金調達を実施し、日本郵政キャピタルがリード投資家となりました。この資金を活用して、さらなるサービスの拡充を図っていく予定です。
目指す未来
SAZOは、「エージェンティック・クロスボーダーECプラットフォーム」の実現を目指しています。この新しいプラットフォームを通じて、世界中の消費者が国境を越えて多様なECサイトやフリマサイトを利用できる環境を整備することを目指しています。具体的には、米国や欧州などの地域向けに、AI翻訳や交渉、物流インフラの整備を進めていく計画です。
代表のコメント
代表取締役社長のギル マロ氏は、「中部地域は私にとって特別な縁のある地域で、地域の皆様からの支援があったからこそここまできました。今回のJ-Startup CENTRAL認定を機に、更に中部地域の皆様との連携を深めていきたい」と述べています。地域の支援がSAZOの成長の原動力となっていることを強調しました。
これからも、愛知から全国、そして世界に向けて駆け抜けるSAZOの動向から目が離せません。私たちもその成長を見守り、応援していきたいと思います。