中部電力ミライズとENECHANGEがEV充電事業の新会社設立を発表

中部電力ミライズとENECHANGEの合弁会社設立

中部電力ミライズ株式会社とENECHANGE株式会社は、新たにEV充電事業を展開する合弁会社の設立について契約を結びました。この新会社は、両社の持分比率に基づいて様々なサービスを提供し、持続可能な自動車社会の実現を目指します。

合弁会社の設立背景

近年、環境問題への関心が高まる中で、日本政府は2035年までに新車販売における電動車の割合を100%にするという目標を掲げています。これに伴い、2030年までに充電インフラの数を30万口に増加させる計画が進行中です。これらの政策に従い、新会社はEV充電インフラの整備を通じてこの目標達成を支援する役割を果たします。

新会社の基本情報

新会社の設立日は2025年1月24日を予定しており、東京都中央区京橋に所在地を構えます。また、資本金は3,000百万円に設定されており、2025年の増資によりさらに強化されます。株式の保有比率は中部電力ミライズが51%、ENECHANGEが49%となり、両社がそれぞれの役割を果たしつつ連携を深めます。

新たに設立されるこの会社は、ENECHANGEの「EV充電エネチェンジ」サービスを基盤にして、電動車の充電インフラを一層充実させることを目的としています。これにより、EVユーザーにとって利便性の高いサービスの提供が期待されます。

未来の目標

両社は、電動化された自動車社会の実現に向けて、この新会社を通じたEV充電インフラの構築を進めます。特に、公共用の急速充電器を含む充電インフラの整備が重要なテーマであり、利便性の向上を図ります。

また、脱炭素社会の実現に向けた取り組みが求められています。新会社は、環境に配慮した電力供給や、充電サービスの提供を通じてその実現を目指します。これにより、移動手段としての電動車の普及を促進し、よりサステイナブルな未来を築くことが期待されます。