ファミリーマートが約3000店舗で省エネ対策を導入
ファミリーマート(本社:東京都港区)が、2026年3月から約3,000店舗で空調室外機に遮熱塗装を施すという省エネ対策を推進しています。この取り組みは、猛暑の影響により空調設備にかかる負荷の軽減を図り、電力使用量やCO2の排出量を減らすことを目的としています。
省エネの背景と目的
最近の夏季は特に記録的な猛暑が続いており、店舗の空調設備には大きな負担がかかっています。電力消費の増加や空調効率の低下は、店舗運営にとって大きな課題となっています。そこで、遮熱塗装を室外機に施すことで、直射日光による温度上昇を抑え、熱交換効率を保持します。これにより、電力使用量が削減され、環境への負担を軽減する狙いです。
実施計画とその特徴
このプロジェクトは、2026年3月から12月にかけて順次進められます。施工品質を重視し、徹底した洗浄から塗装までの工程を組むことにより、長期間にわたって遮熱効果を維持します。施工の具体的な流れは以下の通りです。
1.
下地調製:室外機の水洗浄及び清掃(汚れや錆の除去)を行います。
2.
3層コーティング:屋外での使用に耐えうる遮熱性の高い塗料を用い、丁寧に3層の塗装を行います。
さらなる省エネの取り組み
ファミリーマートでは遮熱塗装の他にも、店舗の省エネと快適さの両立を図るために、シー・エイチ・シー・システム株式会社と連携し、CO2センサーを基にした換気制御システムを導入しています。このシステムにより、店内のCO2濃度がリアルタイムで監視され、適切な換気量が確保されることで、冷暖房の効率が最大化されます。すでに約8,000店舗でこのシステムは導入されており、今後も省エネ効果をさらに進めていきます。
環境に配慮した長期的なビジョン
2020年2月には「ファミマecoビジョン2050」が策定され、温室効果ガス削減やプラスチック対策、食品ロス削減といったテーマでの取り組みが進められています。この施策を通じて環境負荷を軽減することに加え、エネルギーコストの高騰に対する店舗の運営コスト削減にも寄与することを目指しています。
45周年に向けてのチャレンジ
2026年9月に創立45周年を迎えるファミリーマートは、新スローガン「いちばんチャレンジ」を掲げ、時代に即したサービス向上を目指しています。お客様に選ばれる存在であるため、さまざまな分野において最大の挑戦を続ける所存です。詳しくは45周年特設サイトをご覧ください。
ファミリーマート45周年特設サイト
ファミリーマートの環境配慮型の取り組みは、店舗運営だけでなく地域全体にも良い影響を与えていくことでしょう。このプロジェクトが成功することで、より多くの店舗や企業が環境意識を高め、持続可能な社会の実現に貢献することを期待しています。