愛知のかぶらやグループ、ミャンマー大地震支援活動を開始
愛知県名古屋市に本社を置く株式会社かぶらやグループは、2025年3月28日に発生したミャンマー大地震の被災地支援として、売上の一部を寄付する活動を行いました。この支援活動は、愛知エリアで運営されている「炭焼うな富士」「第八飯場丸」「名古屋大酒場 だるま」など、全10ブランド19店舗を通じて展開されています。
支援金額と寄付先
今回、かぶらやグループは、対象期間を2025年4月1日から4月15日まで定め、期間中の売上の1%に相当する2,894,767円を寄付し、支援金は国際支援団体へ送金される予定です。また、店舗には5月7日まで募金箱が設置されており、お客様からの温かい支援も募っています。
従業員の安否確認と迅速な対応
震災発生後、社内では速やかにミャンマー国籍のスタッフの家族の安否が確認されました。特に多くのミャンマー国籍のスタッフが働く同グループでは、被災地に対する思いやりをもって、すぐに支援活動を開始したことが特徴です。のちには、社内で「ミャンマーのために自分にできることをしよう」との声が上がり、募金を始めることが決定されました。
ミャンマー出身スタッフの願い
ミャンマー出身スタッフの一人、ソウさんは、「私の実家は無事でしたが、妻の実家は倒壊しました。家族への心配は尽きません。このような取り組みをしていただき、感謝しています」とコメント。自国への深い思いが感じられます。
企業の歩みと理念
かぶらやグループは1992年に設立され、うなぎ料理を中心とした幅広い飲食業態を展開しています。「“幸腹”の刻をともに」というミッションのもと、お客様が幸せな時間を過ごせるよう、豊かで愛される店舗づくりを心がけています。
常務取締役の武田誠史さんは、彼自身が20歳の頃にアルバイトで学んだことを教えてくれたのはミャンマー出身の同僚だったと明かし、今後もミャンマーの仲間への感謝を忘れず、支援の手を伸ばすことの重要性を語っています。
最後に
かぶらやグループの復興支援活動は、地域社会との繋がりを深める重要な取り組みです。愛知での人々の温かな支えが、どうかミャンマーの復興に繋がりますように。今後もこのような心温まる活動が多くの企業で広がっていくことを願っています。
詳細や募金活動についての質問は、かぶらやグループの公式サイトをご覧ください。