プライムライフテクノロジーズがサステナビリティへの意識を統一する取り組み

プライムライフテクノロジーズは、住宅事業と建設事業を展開する企業グループとして、サステナビリティへの取り組みを重視しています。近年、社会全体が持続可能な経済への移行を進める中、同社も他社と同様の努力を求められています。そこで、株式会社エスプールブルードットグリーンの支援を受け、自社のサステナビリティ方針を統一化するべく動き出しました。

エスプールブルードットグリーンとの連携

プライムライフテクノロジーズは、エスプールブルードットグリーンにTCFD開示とCDPに対する回答を含むサポートを依頼しました。このサポートを通して、従業員の意識を一つにし、効率的に進めることを目指しています。エスプールブルードットグリーン社は、サステナビリティ関連の第三者機関として高い信頼性を持つ企業であり、数々の成功事例を有しています。

スピーディーな対応と課題の認識

プライムライフテクノロジーズの経営企画部の有山氏は、競合他社との比較によって、自社も迅速にサステナビリティへの対応を行う必要があったと語ります。他社の進捗を踏まえながら、同社は独自に進めなければ市場での地位を確立できないという危機感を持っていました。しかし、TCFDやCDPの開示においては知見不足が課題となっており、エスプールブルードットグリーンの支援が大きな助けとなりました。

柔軟な対応が大きな力に

同社の担当部長である山口氏は、サステナビリティの現状を把握することが初めてのステップであると強調。エスプールブルードットグリーンは、定義や評価方法の統一に向けて具体的なガイドラインを提供し、グループ全体での意識合わせも手厚くサポートしました。特に、データ収集が難しい場合には解決策を提案し、助言を通じて社内の壁を取り除く役割を果たしました。

グループ会社の意識統一

また、同社の若松氏はグループ会社との連携において、言葉や算定方法の統一が一番の課題であったと説明。エスプールブルードットグリーンのサポートで、グループ各社が一丸となる機会を持ち、意識をまとめることができたとしています。多様な意見を持ち寄る会議の前にヒアリングを行うことで、全社的な合意を得やすくなり、サステナビリティへの道を開くことに成功しました。

循環型ビジネスの展望

プライムライフテクノロジーズは、2024年の環境報告書発行を見据えて、サステナビリティの取り組みを進化させつつあります。その内容の充実度に経営陣も驚きを隠せないという結果となり、企業イメージ向上に繋がると考えています。今後は、より広範囲なビジネス拡大を目指し、特にScope3の削減やサプライヤーとの連携を進めていく方針です。時間はかかるかもしれませんが、ビジネスとカーボンニュートラルの両立を図る挑戦は続いていきます。