名古屋の教員たちが挑む！クラフトビール醸造所設立プロジェクト始動

名古屋の教員たちが挑む新たな冒険

名古屋市にて教育とビールの融合を目指す興味深いプロジェクトが始まりました。現役の教員たちが中心となって設立した株式会社Dragon Brewing（ドラゴンブリューイング）は、クラフトビールの醸造所を立ち上げるために、クラウドファンディングを始めました。資金集めの開始日は2月7日（金）で、オンラインプラットフォーム「Campfire」を通じて行われています。この取り組みは、全国的にも珍しい現役教員たちが自ら手がけるビジネスとしても注目されており、その背景には教育に対する強い思いが秘められています。

教員たちの想い

「仲間と一緒に正解のない課題に立ち向かってほしい」、「さまざまな人とつながり、自分の進路を主体的に考えてほしい」といったメッセージが、このプロジェクトには込められています。教員たちは、起業を通じて生徒たちに勇気を与え、新たな一歩を踏み出すきっかけを提供したいと考えています。このように教育の枠を超えた挑戦が、今後どのように展開されるのか、多くの人々の期待が寄せられています。

チームの構成とビジネスモデル

プロジェクトには理科、英語、国語を担当する教員が集まり、チームを結成しています。驚くべきことに、醸造所の立ち上げに必要な物件の選定、会社のロゴやホームページの制作、さらには物件改築やビール販売先の確保など、すべて教育関係者のネットワークを活用して準備を行っています。このような取り組みは他には例がなく、まさに新しい学校ビジネスモデルといえるでしょう。

支援の内容と返礼品

クラウドファンディングで集まった資金は、主に物件の改築費用や醸造機材の購入に使用される予定です。支援者には、保護者が経営するデザイン会社によって製作されたロゴをあしらったノベルティグッズや、委託醸造で作るオリジナルIPAビールが返礼品として届く予定です。特に注目すべきは、島根県のマイクロブリュワリー「石見麦酒」とのコラボレーションによるオリジナルビールです。