名古屋タカシマヤ限定の新商品
名古屋タカシマヤで販売されるパティシエ エス コヤマの新商品が注目を集めています。販売初日には、これまで数多くのスイーツファンから支持を受けているこのシフォンケーキが、わずか1時間で完売するという驚異的な人気を見せました。特に、シフォンケーキの「es-シフォン ショコラ」シリーズの登場が話題です。
販売スケジュール
このシフォンケーキは、2種類のフレーバーが登場します。まず、「フェイバリットカカオ56%」は1月17日から24日、そして2月1日から7日まで販売されます。続いて、「メキシコホワイトカカオ74%」は1月25日から31日、2月8日から14日までの期間に取り扱われる予定です。どちらも毎日10時からの販売開始となるため、早めのチェックをお勧めします。
おいしいシフォンの基準
パティシエ小山進氏のこだわりは明確です。おいしいシフォンケーキとは、軽やかな朝食のお供として楽しめること。そして、口の中でじんわりと広がる味わい、さらに指で押した時に元に戻る弾力感が重要だと語っています。
ショコラの種類と特徴
一般的に、シフォンケーキというとココアを使ったレシピが多いですが、エス コヤマでは異なるアプローチをしています。生地にチョコレートを混ぜることで、重たくなりがちなところを、軽やかな仕上がりにするための知恵が詰まっています。この見事なバランスを実現するために、クーベルチュールを贅沢に使用した「es-シフォン ショコラ」が誕生したのです。
フェイバリットカカオ56%
このフレーバーは小山進氏のお気に入りでもあり、スイートチョコレートを使用しています。カカオ分は56%で、さっぱりとした苦味とカシスに似た酸味がモダンな味わいを楽しませてくれます。ナッツの香ばしさも加わり、絶妙なハーモニーを生んでいます。
メキシコホワイトカカオ74%
一方、メキシコ・チアパス州から取り寄せたホワイトカカオを使ったこのシフォンは、伝統的なカカオの古代種から生まれた特別な品です。クリアでマイルドなカカオ感が特徴で、ナッティーなニュアンスとミルキーな生クリームの風味が見事に調和しています。
小山進の経歴
小山進氏は1964年に京都で生まれ、その後、2003年に兵庫県三田市に「パティシエ エス コヤマ」をオープンしました。フランスのショコラコンクールでは数々の最高位を受賞しており、2019年には「世界のトップ・オブ・トップ ショコラティエ100」の一人としても表彰されています。彼はお菓子だけでなく、モノづくりの広がりを追求し、絵本の出版などを通じて自身の世界観を表現しています。
パティシエ エス コヤマの魅力
このスイーツカフェは、1,500坪の広大な敷地に設けられ、多岐にわたるスイーツの専門店やお菓子教室を備えています。訪れる人々は、四季折々の美しい庭や独創的な銅人形に囲まれながら、香ばしいお菓子の香りを楽しむことができる、五感を刺激する空間となっています。
名古屋タカシマヤで味わえるこのシフォンケーキは、まさに特別な体験をご提供してくれることでしょう。なかなか手に入らないこの逸品を、ぜひあなたの目と舌で味わってみてください。